フォース・インディア VJM02は3月1日にトラックデビュー
フォース・インディアは、2009年マシン「VJM02」を3月1日からスタートするヘレステストでデビューさせるために作業を進めている。

フォース・インディアは、新たにメルセデス・エンジンとマクラーレン製ギアボックスをVJM02に適応させるために、昨シーズンの終わりから全力で作業している。

フェラーリエンジンからメルセデスエンジンへの載せ替えにより、2009年への向けてのスタートは遅れざるを得なかったが、フォース・インディアのテクニカルディレクターのジェームズ・キーは、3月第1週のヘレステストで予定通りにVJM02をデビューさせるために十分に進捗していると語る。

「やらなければならない作業のおかげで、非常にタイトだ。しかし、目的はシーズン前のラスト2つの公式テストに参加することだ」

ジェームズ・キーは、フェラーリからメルセデス・ベンツへ交換するためのマシンの作業はかなり直接的で、より複雑なものだったと語る。

「マシンのいくつかの部分は新しいパーケージングの条件に非常によくマッチしていたが、他の部分は大きく異なっていた。事実上、我々はマシンの多くを再設計しなければならなかったし、11月のスタートはかなり大変な仕事だった」

「全てはうまくまとまっていると思う。マクラーレンは本当に優秀で、我々が短時間で多くの作業があることを理解している。彼らはとても協力的で、助けてくれる。我々は、多くのミーティングを行っているし、議論はギアボックスや冷却のようなあらゆる関連部品について行われている」

「マクラーレンは非常に大きな組織だ。設立したばかりのフォース・インディアは小さいが、活気づいている。共通の見地がどこか、我々の考えやオペレーションとの基本的な違いを知ることは素晴らしいことだ」

「同様にメルセデスも非常に親切にしてくれている。彼らは可能な限り我々を援助してくれるし、非常に良い関係でスタートしている」

関連:フォース・インディア、VJM02を発表 - 2009年2月28日

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カテゴリー: F1 / フォース・インディア