ルワンダ、アフリカ大陸へのF1誘致の意向を正式表明
ルワンダ共和国は、アフリカ大陸にF1レースを復活させるという意向を正式に表明した。

F1レースが最後にアフリカ大陸で行われたのは、1993年に南アフリカのヨハネスブルグ北部にある有名なキャラミ・サーキットで開催されたときである。

レースの復活を試みる動きは数多くあったが、どれも成功しなかった。昨年は南アフリカでのレース復活の可能性が高まったように見えたが、政治的な理由で頓挫した。

今週、ルワンダの首都キガリではFIA総会が開催されており、金曜の夜には、各カテゴリーのチャンピオンがトロフィーを受け取るシーズン末の表彰式が予定されている。

ポール・カガメ大統領は総会の開会式で、ルワンダが将来グランプリを開催することを目指していることを確認した。話し合いが行われていることは知られていたが、その確固たる意思が表明されたのは今回が初めてである。

「ルワンダがF1グランプリの開催により、レースのスリルをアフリカに再び取り戻そうと入札していることを正式に発表できることを嬉しく思います」とカガメ大統領は述べた。

「F1のCEOであるステファノ・ドメニカリとF1チームの皆さまに、これまでの話し合いが順調に進んでいることに感謝いたします」

「この機会にふさわしい真剣さと責任を持って取り組んでいることをお約束いたします」

「共に、皆が誇りに思えるものを築き上げていきましょう」

元F1ドライバーのアレックス・ブルツが設計したサーキットの建設予定地は、2017年より建設中の20億ドルを投じた新空港の近くにあり、キガリの南40キロに位置している。

ルワンダは現在、南アフリカと競い合って、アフリカ大陸における30年間にわたるF1の空白期間を終わらせようとしている。南アフリカは2027年のレース開催をまだ期待している。

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)