フェラーリF1、バーレーンテストでは「アップグレード投入よりも最適化」
スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、今週のF1バーレーンテストでは、一部のライバルに予想されていることとは対照的に主要なアップグレードを持ち込む計画はないことを確認した。

スクーデリア・フェラーリは、バルセロナで開催された2022年最初のF1プレシーズンテストで新車『F1-75』が力強いスタートを切り、3日間で他のどのチームよりも多くの周回数を記録した。

ルイス・ハミルトンは、フェラーリが今シーズンの注目すべきチームであると示唆しているが、マッティア・ビノットはその見解を重要視しておらず、勢力図を予測するにはまだ時期尚早であると主張している。

しかし、明らかなことは、3月10日から12日にバーレーンで2回目のF1プレシーズンテストが行われるとき、フェラーリはほとんど変更されていない車を走らせることだ。他の多くのチームはアップグレードをもたらすと予想されている。

マッティ・ビノットは、スクーデリア・フェラーリがバーレーンでのF1-75のパフォーマンスをさらに「最適化」したいと考えており、車から引き出せるポテンシャルはまだあると信じていると語る。

「バルセロナでの車と大差ないだろう」とマッティア・ビノットはRacingNews365.comに語った。

「我々の最初のステップは、持っているものを最適化することだと思っている。我々はまだベストパフォーマンスからはほど遠い。多い燃料を走らせていたからだけでなく、最高のエンジンモードも使っていない。単純にマシン自体から引き出せることはたくさんある」

「セットアップエンジニアリングという点だけでなく、ドライビングスタイルやドライバー自身の観点からも、その1つに焦点を当てている。他の人が何をもたらすか見てみよう」

「確かにフェラーリとして、我々は常に競合他社のアップグレードに関心を持っている。そして、それまでに彼らは非常に強力になると確信している」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ