フェラーリ会長 「2022年にF1で勝利に返り咲くことに焦点を置いている」
フェラーリの会長を務めるジョン・エルカンは、F1が新しいレギュレーションを導入する2022年までタイトル争いに加わるのは難しいだろうと認める。

今年、フェラーリF1は、王者メルセデスとのチャンピオンシップ争いに挑むことを目指してマシンコンセプトを一新したが、空力デザインは間違った方向に進み、2020年のF1世界選手権のスタートは苦痛の3連戦となった。

フェラーリF1にとってのさらなる不運は、今季のシャシーが2021年にも持ち越されることだ。ジョン・エルカンは、フェラーリF1の焦点はすでに2022年に成果を挙げることにあると認める。

「現在、我々は2022年にルールが変更された際に競争力があり、勝利に返り咲くための基盤を築いている。私はそれができると確信している」とジョーン・エルカンは Gazzetta dello Sport に語った。

また、2020年のF1世界選手権の厳しいスタートにも関わらず、チーム代表のマッティア・ビノットには信頼を寄せているとジョン・エルカンは語る。

「スクーデリアの指揮を1年間務めたマッティア・ビノットは、新しい勝利サイクルを開始するためのすべてのスキルと特徴を備えている。彼は(ジャン)トッドと(ミハエル)シューマッハとともにフェラーリにいた。彼は勝つ方法を知っており、来年からは我々と同じように若くて野心的な2人のドライバーと一緒に働く」

ジョン・エルカンは、現在の苦境をチャンピオンシップでの成功を収めることなかった1990年代にフェラーリが直面した挑戦に例えた。

「長い道のりが我々を待っている。トッドが2000年に(タイトル5連覇)その歴史的なサイクルを開始したとき、我々は1979年から20年以上断食が続いていた」

「彼が1993年に到着してからフェラーリを勝利に戻すまでに時間がかかった。重要なことは、コース内外で仕事をして、結束と安定をもたらし、我々が望むフェラーリを段階的に構築することだ」

フェラーリは現在コンストラクターズ選手権で5位であり、開幕3戦のすべてを制したメルセデスに100ポイント近くの差をつけられている。

ジョン・エルカンは、フェラーリF1の失敗に正直であり、彼らは“自分たちのマシンの構造上の弱点”に気付いていると語り、それは“10年前から付き合ってきた”ことだと語る。

「我々は、しばらくの間マシンの空力とダイナミクスに存在していた一連の構造的な弱点を抱えていた。我々はエンジンパワーも失っている。我々のマシンには競争力がないというのが現実だ。コース上でそれを目にしてきたし、今後もそれを目にすることになるだろう」

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カテゴリー: F1 / フェラーリ