フェラーリF1、技術指令のパワーユニット性能への影響をようやく認める
フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、FIAが発行した技術指令がフェラーリのF1パワーユニットに影響を与えたことをようやく認めた。

フェラーリのF1パワーユニットは、2019年シーズンにおいてチームの最大の強みの1つだったが、シーズン後半からその合法性は多くの精査を受けることになった。

FIAは、パワーユニットに関連する一連の技術指令を発行。フェラーリは否定しているものの、それがパワーユニットのパフォーマンス低下に関連していたのは明らかだった。

パワーユニットに関する正式な調査結果はフェラーリF1とFIAとの間で非公開なままとなっているが、マッティア・ビノットは規則の変更がパフォーマンスに悪影響を及ぼしていることを初めて認めた。

「規制は非常に困難で複雑なものだと思う」とマッティア・ビノットはF1ハンガリーGPの金曜記者会見で語った。

「レギュレーションには明確化が必要な領域があると思いる。それは過去に常に存在し、今後も存在する継続的なプロセスだ」

「昨年以来、多くのFIA技術指令(TD)がリリースされ、最終的に規制の一部の領域が明確になった。これらのTDを通じて、我々は自分自身を適応させなければならなかった」

「それはフェラーリだけではケースではなかったと思っている。今シーズンの出力を見れば、他のほとんどのメーカーが彼ら自身で適応しなければならなかったと思う。フェラーリとして我々は適応する必要があったのは確かであり、そのシンプルな結果として、我々は持っていたパフォーマンスの一部を失った」

「今はレギュレーションの一部の領域でより明確な状況が得られたと思う。将来的には必要に応じてそれが続くことを願っている」

マッティア・ビノットは、フェラーリF1がセバスチャン・ベッテルを継続しないことに考えを変えた理由として、新型コロナウイルスの世界的な大流行を挙げているが、それによって引き起こされたファクトリーの閉鎖も現行パワーユニットを改善するための妨げになったと語る。

「エンジンまたはパワーユニットの開発は、おそらく我々がそれらのエンジンの開発を始めた2012年以降、決して止めることのない進行中のプロセスだ」とマッティア・ビノットは言った。

「我々がそれらを開発していたから長い時間が経っている」

「今シーズンにむけても開発を行っていたが、シーズンの開始前に長いシャットダウン期間があったためそれ自体を今シーズン中に導入することはでない。すべてのパワーユニットメーカーがそうであったわけではないがね。来シーズンの初めまでにできる限りの開発に努めていく」

「それは1つのポイントだ。反対側には規制の明確化が必要な領域がまだある。将来的には少なくともレギュレーションが十分に明確になり、我々全員が同じ理解を持てることを願っている」

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カテゴリー: F1 / フェラーリ