F1 フェラーリ セバスチャン・ベッテル
フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、セバスチャン・ベッテルがチームの“ナンバー2”に降格したとの見方を否定した。

F1ベルギーGPでのシャルル・ルクレールのF1初勝利を受け、イタリアメディアはフェラーリがチーム内のヒエラルキーの転換期を迎えたと一斉に報じた。

「ベッテルはルクレールに道を開けなければならない」と La Repubblica は報道。

Corriere dello Sport は「13戦を終え、フェラーリはルクレールがマラネロの遺産を引き継ぐにふさわしい人物であることを認識した」と報道。

La Gazzetta dello Sport は「シャルルは多くの不運な瞬間を経て、この日を待っていた。ベルギーで彼はチームリーダーの役割を引き継いだ。未来はシャルルの手の中になる」と伝えた。

セバスチャン・ベッテルの母国ドイツのメディアでさえ、ベッテルはベルギーで“アシスタントの役割”を担っていたと報じている。

Die Welt は 「ベッテルの屈辱はもはや最終局面にある」と付け加えた。

だが、フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、チーム内のヒエラルキーが入れ替わったのかとの質問に「ノー、ノー、ノー」と返答。

「単純に速くて前にいる方にチームの関心は高まる。それが変わることはない。セブにもまだ機会はある。我々はレース毎に進めているし、ベストが前にいることになる」

セバスチャン・ベッテルは、F1引退、もしくはレッドブルに復帰するためにフェラーリとの2020年の契約を破棄するとの噂が絶えない。

レッドブルのヘルムート・マルコは「ベッテルは来年の契約を結んでいる」と語っているが、 Sky Deutschland はヘルムート・マルコがベッテルの弁護士と議論を行っていると報じている。

その件についてマッティア・ビノットは「すべてナンセンスだ。セブはまだワールドチャンピオンになりたいと思っている」と否定した。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / セバスチャン・ベッテル