フェラーリ、一発の速さの改善に注力
前評判の高かったフェラーリだが、メルボルンではライバルのペースに匹敵することができず、特に予選ではフェルナンド・アロンソが5番手、フェリペ・マッサが8番手と苦戦を強いられた。
フェラーリのレース・エンジニアリング責任者を務めるパット・フライは、レースペースには満足しており、一発の速さの改善に注力していると述べた。
「オーストラリアでの開幕戦のあと、我々はメルボルンで得たあらゆるデータを分析することに多くの時間を費やした。1つはっきりとした事実としてあるのが、我々のレースペースは予選ペースよりも良かったということだ」
「その多くは、我々のマシンのタイヤの使い方にあったので、分析の大部分はレースでのロングランのパフォーマンスと比較した1周のパフォーマンスを調査することに焦点を置いた」
「その他、マシンのポテンシャルをより引き出せるエリアを確認するために、エアロダイナミクスのような他の重要な要素も調べている。それら全ての研究の結果が、マレーシアで実行するテストプログラムのベースとなっている」
フェラーリは、上位とのギャップを埋めるために今後のレースでいくつかの新しいパーツを投入する。
「メルボルンの予選とレースのデータを分析し、すでにマレーシアにむけて変更と改善を予定しているものがある」とパット・フライはコメント。
「それらは、今回のレースのために計画されていた空力アップデートとともに、あらかじめ計画されていた忙しいテストプログラムのなかに加えられる」
「さらに3〜4つのアイテムが加えられているし、おそらくマレーシアと中国の間の数日でテストのために到着するさらに多くのパーツがある。シーズンを通したコンスタントな開発だ」
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カテゴリー： F1 / スクーデリア・フェラーリ
