ルカ・ディ・モンテゼーモロ、可変リアウイング論争を懸念
フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、2011年から導入予定の可変リアウイングが、2009年のダブルディフューザー論争の繰り返しにならないよう、規約が「完全に明白」であることを願っていると述べた。

昨年、ウィリアムズ、トヨタ、ブラウンGPが採用したダブルディフューザーがレギュレーション違反だとして多くのチームが異議を申し立てたが、FIAは合法と判定。フェラーリは怒りをあらわにしていた。

2011年からダブルディフューザーとFダクトは禁止されるが、後続マシンが特定の距離にいる場合にだけ使用できる可変リアウイングが導入される。

可変リアウイングは、ドラッグを減らすFダクトと同じような効果を生むことになり、理論的にオーバーテイクを容易にするとされている。

しかし、ルカ・ディ・モンテゼーモロは、このシステムが異なる解釈を生み、結果として論争へと繋がる恐れがあると考えている。

「リアウイングに関しては、完全に明白なレギュレーションでシーズンをスタートできることを願っている」とルカ・ディ・モンテゼーモロはコメント。

「心配はしていないが、まだ2009年の経験が癇に障っている」

また2011年からは再びF1にKERSが復活する。フェラーリは、2009年にKERSを搭載し続けたチームの数少ないチームのひとつ。序盤には問題を抱えて一時的に取り外したこともあったが、ルカ・ディ・モンテゼーモロは、シーズン終盤にはフェラーリがKERS勢のトップにいたと考えており、KERS復活にむけて力強いポジションにいると感じている。

「我々はしっかりした基盤からスタートしている。昨年末、我々のKERSは非常に競争力があったと考えている」

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FIA、2011年F1の可変リアウイング導入を発表 - 2010年6月24日

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ