F1
F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、2019年のF1世界選手権で導入された空力レギュレーション変更はシーズン開幕戦で有望な効果をみせたと考えている。

2019年に向けて、F1マシンには後続マシンの乱気流を抑えてオーバーテイクを改善することを目的にフロントウイング、リアウイング、バージボード、ブレーキダクトの重要な空力エリアに変更が加えられた。

開幕戦の舞台であるアルバート・パーク・サーキットはオーバーテイクが簡単なサーキットではなく、それほど多くのアクションが見られることはなかったが、ロス・ブウウンは、より伝統的なサーキットにむけてポジティブな兆候が得られたと語る。

「レースではオーバーテイクの数を比較すれば、今年は2018年の3回と比較して14回のオーバーテイクがあった(6回はDRSなし)。初期の兆候としては励みになるものだ。特に実際のオーバーテイクを除いてもね。我々はスリリングナバトルを目にした」とロス・ブラウンはコメント。

「すべてが新しい空力によるものではないことは確かだ。中団チームのパフォーマンスは劇的に拮抗しているからね。だが、何名かのドライバーは前年と比較して他のマシンに追従したときにクルマをより自然に感じたと語っている」

「オーストラリアのトラックも最も正確なテストではないので、結論を下すまでに少なくとも3レースは待ちたい。でも、初期の兆候は励みになるものだった」

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カテゴリー: F1 / F1マシン