F1
F1ストラテジーグループは、F1マシンの最低重量制限からドライバーの重量を除くことを議論していく。

2018年のF1世界選手権からF1マシンの最低重量はHaloの導入を考慮して6kg増加されて734kgとなる。しかし、実際のデバイスとマウントによる影響は14kgになる可能性があるとされ、特に身長の高いドライバーを起用するチームは新しい最低重量をクリアすることに苦労している。

ドライバー重量を含まない515kgからドライバー重量を含めた595kgに最低重量がルールが変更された1995年を境にF1マシンの最低重量制限にはF1ドライバーの重量が含まれている。

今シーズンにルールを変更するためには、18名のF1ストラテジーグループのメンバーのうち10人の承認が必要になる。さらに、その提案がドライバーの安全に関連した問題と見なされない限り、F1コミッションでの全会一致の承認が必要となる。

F1ストラテジーグループで議論される他のポイントには、昨年のF1スペインGP前に表示が拡大されたF1ドライバーの名前とカーナンバーを掲載する位置が挙げれている。

また、2020年以降のパワーユニット・レギュレーションのさらなる議論、空力コンポーネントを単純化する計画、空力に焦点を当てたワーキンググループの結成などが話し合われるとされている。

加えて、昨年、ルノーが元FIA技術部門責任者を務めていたマルチン・ブコウスキーを雇用したことに他チームから不満の声が挙がったことで、FIAとFOMのスタッフがF1チームに移籍する際には、一定のガーデニング休暇を設けるなどの制限についても議論される予定となっている。

また、プロモーション活動やサポートレースに対応するためにレース週末のスケジュールをより柔軟にする方法も議論される可能性がある。

F1ストラテジーグループの会議は、18日(木)にロンドンのFOMのオフィスで開催される。

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カテゴリー: F1 / F1マシン