F1
2017年 第10戦 F1イギリスGP終了時点での各F1ドライバーのパワーユニット使用状況を振り返る。

メルセデスが1-2フィニッシュを飾ったF1イギリスGP。シーズンの折り返しとなる第10戦で、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは、初日にそれぞれ3基目のターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kを投入している。

フェラーリは、アップグレード版のエンジンを投入。各ドライバーが3基目の内燃エンジンとなり、キミ・ライコネンはターボチャージャー、MGU-H、セバスチャン・ベッテルがコントロールエレクトロニクスを交換。両ドライバーはターボチャージャーが4基目に達している。

マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが、5基目のエネルギーストア、8基目のターボチャージャーとMGU-H、6基目の内燃機関とMGU-Kを投入して30グリッド降格ペナルティを科せられた。

レッドブルは、ダニエル・リカルドが5基目のMGU-Hを搭載して10グリッド降格ペナルティを科せられている。

F1レギュレーションでは、各ドライバーあたり4基のエンジンを使用することができる。そして、パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのどれかひとつが5基目に達した時点で10グリッド降格ペナルティが課せられ、2つ目以降のコンポーネントは5グリッド降格となる。

チームドライバーICETCMGU-HMGU-KESCE
メルセデスルイス・ハミルトン333322
バルテリ・ボッタス333322
レッドブルダニエル・リカルド445322
マックス・フェルスタッペン334322
フェラーリセバスチャン・ベッテル343223
キミ・ライコネン343222
フォース・インディアセルジオ・ペレス222232
エステバン・オコン222222
ウィリアムズフェリペ・マッサ222222
ランス・ストロール222212
マクラーレン・ホンダフェルナンド・アロンソ688654
ストフェル・バンドーン477455
トロ・ロッソダニール・クビアト334233
カルロス・サインツ334323
ハースロマン・グロージャン343322
ケビン・マグヌッセン343322
ルノーニコ・ヒュルケンベルグ334333
ジョリオン・パーマー344233
ザウバーマーカス・エリクソン333322
パスカル・ウェーレイン333323
ICE … 内燃機関(エンジン)
TC … ターボチャージャー
MGU-H … 運動エネルギー回生システム
MGU-K … 熱エネルギー回生システム
ES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)
CE … コントロールエレクトロニクス


関連:【F1】 パワーユニット 用語解説 (ICE/MGU-H/MGU-K/TC/ES/CE)

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カテゴリー: F1 / F1マシン