F1バルセロナテスト3日目 : 全F1ドライバーコメント
2020年のF1世界選手権の1週目のプレシーズンテストが終了。2月21日(金)に全スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで3日目を迎えた。

2020年のF1世界選手権はテスト日数がこれまでの8日間から6日間に削減。効率的に作業を進めるため、最終日は6チームが午前と午後でドライバーを交代して作業を分担し、16名のドライバーが走行距離を重ねた。

3日目にはメルセデスのバルテリ・ボッタスが総合トップタイムを記録。チームメイトのルイス・ハミルトンが2番手タイムに続き、王者メルセデスがタイトル連覇に向けて好スタートを切った。

1番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「今日は本当に楽しかった。特に短めの走行をして、限界に少し近づけることができたことはね。マシンの性能をもう少し見ることができた。それを楽しんだし、本当にいい気分だった。昨日からセットアップを一歩進められたように感じる。このマシンはとても運転しやすく、来週はさらに一生懸命努力して、もっと良くすることができると確信している。それが目標だ。全体として、本当に良い最初のテストだった、僕たちは毎日マシンにいくつかの改善をもらたした。マシンとエンジンを提供してくれたすべてのチームメンバーは本当によくやってくれた。すばらしい仕事だ。来週、マシンに戻ることを楽しみにしている」

2番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「チームからの多大な努力であり、信頼性がそれと同じくらい強力であることを見るのは素晴らしいことだ。マシンはかなり良い感じだ。堅実な最初の1週間あったし、十分な走行距離を重ねることができた。これはファクトリーとトラックの現場で全員が行ったすべての素晴らしい仕事をまさに表している。みんなのことを本当に誇りに思っている。今週のすべてのデータを分析し、来週マシンを前進させ、すべてを構築する方法を見つけるために懸命に働き続けなければならない」

3番手:エステバン・オコン(ルノー)
コメントなし

4番手:ランス・ストロール(レーシング・ポイント)
「初日は午後だけの運転だったので、丸1日マシンに乗れたのは良い気分だった。僕たちは多くのラップをカバーし、データを収集し、ジョブリストを消化した。RP20は昨シーズンのクルマとは非常に違うと感じているし、昨年のこの時点よりもはるかに良い場所にいると思う。他の人が何をしているかわからないし、僕たちは自分の仕事に集中している。間違いなく構築するための優れた基盤がある」

5番手:ダニール・クビアト(アルファタウリ)
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6番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「今日も週全体に関しても自分たちの仕事にはかなり満足している。新車での最初の走行は非常にエキサイティングな瞬間だったけど、十分なマイレージを稼いで、チームに必要なフィードバックを与えるという主な目的から目をそらすことはできない。僕たちは問題なく走行できたし、それが肝心だ。僕にとってすべての新しいラップ、すべての新しい走行が、新しいマシンへの自信を高めてくれた。来週、この気持ちをもっと味わえることを楽しみにしている」

7番手:ダニエル・リカルド(ルノー)
コメントなし

8番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「今日も周回を重ねることができた。テスト1週目は、マシンの理解を深めようと取り組んでいるので、とても重要なことだ。まだラップタイムにはこだわっていない。まずは、マシンのすべてを確認しながらテストをして、各所がきちんと機能するか、そして信頼性はどうかを見極めることに注力している。とてもいいテストになったし、マシンの感触はずっとよかった。まだ学ぶことは多くあるけどが、1週目終了時点としては文句なしに満足している」

9番手:アレクサンダー・アルボン(レッドブル)
「今週は信頼性の確認とシステムチェックを最優先に行い、すべてがスムーズに進んだ。マシンの感触はよく、トラックに出るたびにどんどん改善されていった。今はこのマシンでの走行経験を重ねていき、メルボルンに備えてパフォーマンスを上げることのみに集中している。昨年と比べると競争力があると感じているし、確実に前進できている。全力で作業を進めてきたので、来週の第2回テストに向けた準備はできたと思う」

10番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
「走行を重ねてテスト項目をこなせたので、とてもポジティブなセッションになった。ロングランプログラムを完了することができたが、残念ながら後半は少し遅れが出てパフォーマンスランを完了できなかった。ただ、ダニールが午前のプログラムでカバーしていたので、それほど大きな問題ではなかった。この3日間はチームにとって実りあるものになった。来週のテストに向けて解析しなければならないことが多くある。そういう意味では、一層のパフォーマンスを期待できそうだ」

11番手:カルロス・サインツ(マクラーレン)
「全体的にテストプログラム全体を消化できて良い午前だったし。新しいマシンを理解し、テスト項目を取り組んだ。ポジティブな初テストを終えて、2週目のテストを進めるのを楽しみにしている」

12番手:ロマン・グロージャン(ハース)
「とても良い朝だったし、最初の一週間はとても良かった。僕たちは多くのテストを行い、他の人とのラップタイムを縮めていった。僕たちは自分たちがやりたいことを続けており、できるだけ多くのマシンのオプションを試した。全体的にとてもポジティブだったし、テストしたすべてが良好だった。午前中に計画していたプログラム全体を実行できた。それには非常に満足している」

13番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
コメントなし

14番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「まともな一日だった。完璧ではなかった、いくつかの小さな後退とあちこちでいくつかの赤旗もあった。それによって計画していたほど多くのラップをすることができなかったけど、逃したのは少しだけだ。それを除けば、マシンのフィーリングは良くなっているし、より快適に感じている。僕たちはいくつかの小さな一歩を踏み出した。全体としてはポジティブな一日だった。シーズンを開始し、来週に向けて準備するためにポジティブな最初の3日間だった」

15番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「走行という点では望んでいた一日ではなかった。昨日のジョージのプログラムをシーケンスの観点からミラーリングし、午前中に多くのエアロランを行い、PUデータに潜在的な問題を発見する前にいくつかのプッシュラップをすることができた。でも、彼らはマシンを再構築し、僕をコースに戻すために素晴らしい仕事をしてくれた。最後の1時間は忙しかったし、多くのアイテムをテストし、走行時間を最大化した。走行時間の不足は残念なだけど、テストはそういうものだ。来週、逃したマイレージを補うことができることを期待している」

16番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「全体的に、今週のテストはポジティブだった。僕たちは2日半にわたって順調な走りをしてきた。僕たちの期待をすべて満たしていた。それについてはとても満足している。来週を楽しみにしているし、パフォーマンスを少し高めて走り、もう少しマシンをプッシュすることを楽しみにしている。さらにセットアップなどにも取り組んでいく。さっきも言ったけど、今週には満足している」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー