F1 オーストラリアGP 決勝

2015 FORMULA 1 ROLEX AUSTRALIAN GRAND PRIX

1位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「このチームが成し遂げたことは、本当に信じたいくらいのことだ。前回のレースをフィニッシュしたカタチでシーズンをスタートできるなんて最高の感覚だし、クルマはとにかく素晴らしかった。チームにありがとうと言いたい。それでも、タフなレースだった。ニコはとても速かったからね。どれくらい長くプッシュできるかを見て、燃料とタイヤを管理することが重要だった。2秒のギャップを築いた後はそれを維持することが大事だった。でも、ニコが迫ってきたときはタフだった。彼は本当にいい走りをいていた。1-2でシーズンのスタートを切れたのはチームにとって素晴らしい結果だ。フェラーリが表彰台に戻ってくるのを見れたのも良いことだね。彼らは大きなステップを果たしたと思うし、今年いくつかのポイントで彼らと良い戦いできると予想している。そして、僕たちが後退することはない。実際、表彰台は物凄かった。スターに会って固まるなんてことはそんなあることではないけど、ターミネーターとそこにいたなんて信じられないよ! とにかく、今週末は多くのことを学べたし、マレーシアまでに分析しなければならないことはたくさんある。僕たちが改善の糸口を見つけ続けていけることを願っている。今日、ギャップがあったからといって、僕たちがクルージングしていくわけではない。まだ長い道のりがある」

2位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「なんてスタートだろう。また最速のクルマを持てたのは素晴らしいことだし、関係する全員が本当に素晴らしい仕事をしてくれた。ファクトリーのみんなの仕事の全てに心から感謝したい。そうだね。これでルイスとは1対0だ。今週末、彼はミスもなくパーフェクトな仕事をしたし、金曜日から土曜日にかけて大きく改善した。昨日の予選の後、僕はすでに劣勢だったし、レースでルイスに対してそれを変えるのは難しかった。去年できたよに、もっと良い土曜日を過ごす必要がある。でも、まだレースはたくさんあるし、シーズンは長い。マレーシアで反撃したいし、それが焦点だ。早くに起きて、僕たちのために祈ってくれたヨーロッパのみんなに感謝している。僕たちは素晴らしいサポートを受けているし、それを感じられるのは素晴らしいことだ」

3位:セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「表彰台でイタリア国歌は流れなかったけど、今週はとても満足できる週末だった。小さなミスでキミがレースをフィニッシュできなかったのは残念だけど、全体的にはとても“クリーン”な週末だった。一番重要なことはクルマがいいことだ。仕事を続けられる良いプラットホームがある。マラネロとここオーストラリアで頑張ってくれた人々にありがとうとおめでとうを言いたい。彼らなしではこの結果は可能ではなかった。スタートは最高とは言えなかった。ホイールスピンが多すぎて、イン側を守ろうとしたときにはタイヤがまだ冷えていた。レース戦略は最高だった。1回のピットストップでウィリアムズの前に出ることができた。彼らは優れたトップスピードを持っていた。僕たちは今後のレースでもこのパフォーマンスを確実にしなければならない。一歩ずつメルセデスに近づいていきたい。ギャップはまだ大きいけど、全チームの中で冬の間に一番良くなったのは僕たちだと思う。長い間、フェラーリで走ることを夢見ていた。いいときに実現した。表彰台でシャンパンを飲んだけど、チームのために少し残しておいたんだ。彼らはシャンパンが大好きだって言っていたからね・・・ファンのみんなもありがとう。僕たちには予選だけじゃなく、レースでも良いクルマがある。また表彰台に上がれることを期待している。さらに何度か勝てたら最高だね!」

4位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「堅実なポイントを獲得して、僕たちに競争力のあるクルマがあることを証明することが今日の狙いだった。望んでいたことの多くを達成できたので、これはポジティブなスタートだ。唯一、レースで期待外れだった部分は、アウトラップでリカルドの後ろになってしまい、30秒を失って、1回目のピットストップでベッテルに先に行かれたことだ。ポションを失うには十分だった。チームとクルマを信頼しているし、僕たちは戦えることを知ってマレーシアに向かう」

5位:フェリペ・ナスル (ザウバー)
「F1初レースで5位になれたことをとても嬉しく思っている。ポイントを獲得できたことは、チームにとっても僕自身にとっても物凄く大きな安心だし、この業績をとても嬉しく思っている。タフなレースだった。スタート直後にターン1でかなりゴタゴタがあって、他のドライバーが僕のホイールにヒットしてきた。クルマが少しダメージを負ってしまったと思ったけど、数周後に全てが問題ないことがわかった。その後はレースは予定通りに進んだ。レース中は後ろからのプレッシャーがあって簡単ではなかった。僕にとって、そして、チームの全員にとって感動的なレースだった」

6位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「最もエキサイティグなレースというわけではなかった。スタート後、ナスルについていくことはできたけど、仕掛けるために十分に近づくことができなかった。僕たちがレースを完走してポイントを獲得できたのはポジティブなことだし、学ぶことができることがある。理論上、6位は今日の僕たちのベストな結果だったと思う。ダニーのことは気の毒に思うし、マレーシアではもっとスムーズな週末を過ごしてほしいと思っている。改善する必要がる場所に関しては、ドライバビリティとパワーが一番の問題だ。そこで見つける必要があるとわかっていることがどっさりとある。それ以上のことは難しい。シャシー自体は他の問題によってまだ限界mでテストできていない。僕たちにはやらなければならない仕事がたくさんあるけど、今週末から多くの情報を得ることができたし、それはマレーシアにむけて役に立つはずだ」

7位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「今日の結果にはとても満足しているし、2台ともポイント圏内でシーズンをスタートできるのはいつだってポジティブだ。良いレースだった。いかなるミスもしなかった。クルマの信頼性は、他の問題のアドバンテージを得ることに役立ったけど、シーズンのこの段階ではどんなチャンスでも利用することが重要だ。僕たちは重要なときに準備ができていた。良い戦略があったし、プレシャーのもとで結果を出すことができた。パフォーマスン的にはまだ望んでいるところには来ていないけど、全員が僕たちのクルマを速くするために本当に頑張って働いている。ポイントを獲得したことで、今は2週間後のマレーシサを楽しみにできるし、また前進できることを期待している」

8位:マーカス・エリクソン (ザウバー)
「まず何より、チームは冬の間に素晴らしい仕事をしてくれた。2015年シーズンの最初のレース週末にこのような結果を出せたことはここメルボルンだけでなく、ファクトリーにいる全員にとって素晴らしいことだ。僕たちはプレシーズンテストで良い進歩を遂げたし、この業績を全員のために本当に嬉しく思う。ドライバーとしての僕にとってF1での初ポイントだし、大きなゴールを達成した。これから次のレースに向けて僕たちはこの結果を基にしていくことができる」

9位:カルロス・サインツ (トロ・ロッソ)
「ここメルボルンでのデビューレースで初F1ポイントを獲得できてとても嬉しい。もちろん、今日は9位よりもずっと多くのポテンシャルがあったことはわかっているけど、全般的にみて、起こったことの全てを考えれば、僕たちはポジティブなままで、改善し、信じ続ける必要がある。僕たちがもっとうまくやれることはわかっているからね。今日のレースは本当に楽しかったし、素晴らしいスタートを切って、ターン1でバトルすることができた。ちょっと楽観的過ぎたかもしれないけど、教訓になったよ。ピットストップが遅れたのはチーム全体にとってタフな時間だった。僕たちは良いポジションにいたけど、かなり多くのタイムを失ってしまったからね。それ以降、レースは変わってしまったし、とにかく問題なくホームに持ってくることが重要だった。初めてのレース週末に満足しているし、全ての課題を達成できたと感じてる。2週間後のマレーシアでのレースを楽しみにしている」

10位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「かなり多くのことが起こった珍しいレースだったけど、自分がポイントを獲得し、ニコもチームのために多くのポイントを獲得できたことに満足しているのは確かだ。僕たちはチームのチャンスを最大化するためにニコと比較して異なる戦略を採った。レース終盤にソフトタイヤでアドバンテージを得られるようにミディアムタイヤでスタートした。残念ながら、セーフティカー後にFIAからエリクソンに対してポジションを戻すように要求されて、バトンの後ろにも下がってしまった。僕のレースにとって本当に痛手だったね。バトンはソフトタイヤだったし、僕の方が速かったけど、オーバーテイクするんは簡単ではなかったし、多くのトラックポジションを失ってしまった。それでも、難しいレースからポイントを獲得できたのはポジティブなことだし、チームにとって良い結果だ」

11位:ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ)
「今日はいい一日だった。まだまだ道のりは長いけど、いいスタートだ。ペレスと少しばかりバトルすることもできたし、レースを楽しめた。そして、開発に大変役立つ結果だと思う。もし3周しかできなければ、ほとんど何も学べないけど、今日はレースディスタンスを走りきれたので、かなりのデータを得られることができた。僕にとっても、マシンに慣れ、適応するするいい機会になった。パワー、ドライバビリティー、ダウンフォースを改善し、セットアップを詰めていくなど、やるべきことは多いけど、僕たちは大きな一歩を踏み出した。そして、1カ所が改善されると、それに伴って改善個所が雪だるま式にどんどん増えていくだろう。さらに、明るい兆しもある。コーナーでの速度は、フォースインディアのマシンと同じくらいだったし、レッドブルやザウバーとも近いように見えた。連続周回は12周が最大という、厳しいウインターテストだったので、今日の56周は素晴らしい前進だ。まだまだすべきことが多いのはわかっているけど、次のレースでは、さらに多くの箇所を改善できると思う」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1レース結果