F1カナダGP マーシャル 事故死
F1ドライバーが、F1カナダGPの決勝レース中にクレーンに轢かれて事故死したマーシャルに哀悼の意を表した。

F1カナダGPのウィナーであるセバスチャン・ベッテルは「マーシャルの仕事は常に見られているわけではないけど、僕たちのスポーツにとって不可欠なものだし、彼らのコミットメントと献身なしではモータースポーツは存在しない」とコメント。

「このニュースを聞いてとても悲しい。僕の哀悼の思いは、彼の家族と友人とともにある」

マーシャルは、F1カナダGPの残り7周目にクラッシュしたエステバン・グティエレスのマシンを撤去している際にクレーンに轢かれ、病院に搬送されたが、命を落とす結果となってしまった。

FIAは声明で、マーシャルの事故は「無線を落としてしまい、それを拾おうとした際に転んだところを回収車両にひかれてしまった」と説明。現時点でスタッフの身元を明かすことはないとしている。

事故のきっかけとなってしまったエステバン・グティエレスは「今日、命を落としたマーシャルの家族へ心から哀悼の意を表します。彼、そして彼の家族のために祈ります。RIP」とTwitterでコメント。

2011年のF1カナダGPの勝者であるジェンソン・バトンは「僕たちの安全を確保してくれているマーシャルが、今日のレース中に命を落としたというニュースにショックを受けており、悲しんでいる。友よ、安らかに眠れ」とコメント。

レースを2位で終えたフェルナンド・アロンソは「今日はお祝いすることなど何もない。このレースでマーシャルが亡くなったという痛ましいニュースが届いた。本当に悲しい。R.I.P」と述べた。

今回のマーシャルの死は、不慮の事故とは言え、レースが進行している際にクレーンなどを使用することには懸念の声もあった。

現在Skyテレビの解説者を務める元F1レーサーのマーティン・ブランドルは、急いでクルマを撤去するよりもクルマを停めておいた方が安全だったかもしれないと述べた。

F1でマーシャルが亡くなったのは2000年以来3人目。2000年のF1イタリアGPでは、1周目に発生した多重クラッシュでホイールがバリアを飛び越え、このホイールが激突したマーシャルが死亡。2001年のF1オーストラリアGPでは、ジャック・ビルヌーブとラルフ・シューマッハがクラッシュした際、脱落したホイールがフェンスのすき間を飛び抜けマーシャルのグラハム・ベヴァリッジに激突し、亡くなっている。

関連:F1カナダGP、マーシャルがクレーンに轢かれ死亡

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1ドライバー