ダニール・クビアト、妻子とともにF1ブラジルGPに挑む
トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、愛娘と妻の応援を受けてF1ブラジルGPに挑む。

ダニール・クビアトは、3位表彰台を獲得したF1ドイツGPの前夜にガールフレンドでネルソン・ピケの娘ケリーとの間に第一子となる娘が誕生しており、一児の父となった。ブラジルはケリーの母国であり、今シーズンのブラジルGPのパドックには娘も姿をみせている。

「ブラジルに来るのは好きです」とダニール・クビアト。「僕のパートナーはブラジル人なので、一種のホームレースのように感じている。先週はHonda Racing THANKS DAYに参加するために日本へ行ったので、そこからブラジルへ直行して少し家族と過ごす時間も取れた。レース後も同じように数日滞在できればと思う」

「ブラジルの人たちは陽気で穏やかだし、気候もよく、食べ物も美味しいので、暮らしを楽しんでいるように見える。僕はスペイン語を話せるので、ポルトガル語も上達して少しだけ理解できるようになってきた」

「インテルラゴスは、伝統的な素晴らしいサーキットで、オーバーテイク可能なコース幅の広さもある。そして、とてつもないコーナーがたくさんあり、特にバンクのついたターン1は、TVで見るよりも勾配が急だ。ここはオーバーテイクポイントになるし、多くのエキサイティングな光景が見られると思う。中盤のセクションはツイスティーだが、高速コーナーも組み合わされている。また、前のマシンについてパスを試みることができる短いストレートはあるけど、現代のF1マシンで走ると本当の意味でのストレートと呼べる部分はなく、常にコーナリングしている感覚だ

「さらに、トレーニングはしているものの、反時計回りのレイアウトは首に負担がかかります。特に問題にはなりませんが、チャレンジングだね。また、天候が重要な要素になり、それによってチャンスが巡ってくるか、余計なリスクが増えるか分かる」

「ここ2戦では、トップ10でフィニッシュしたのに裁定によってポイントを失っている。だから、今週末はチームと僕自身のために、なんとしてもいい結果を出したい。今季が残り2戦なんて不思議な気分だ。長いシーズンだったけど、あっという間に過ぎていった」

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