デビッド・クルサード 「レッドブルF1に貢献できたことを誇りに思う」

デビッド・クルサードがマクラーレンのF1シート喪失が決定した2004年、シャガー・レーシングを買収してレッドブル・レーシングが誕生した。新しいF1プロジェクトを引っ張るドライバーとしてクルサードを起用した。
レッドブルF1との契約について「ディトリッヒ・マテリシッツの目に、広告以上の決意を感じた」とデビッド・クルサードは振り返る。
デビッド・クルサードは、2008年にレッドブルとのラストレースを終えたが、皮肉なことに、クルサードがチームを去った翌年にセバスチャン・ベッテルが初勝利を挙げている。
レッドブルF1が成功し始めた期間を逃したことに後悔はないかと質問されたデビッド・クルサードは「私の時代は終わっていた。最初にそれを認めていたのは私だ。セバスチャン・ベッテルが今後を担う男であることも明らかだった」と RTE に語る。
「彼は2008年にトロロッソでイタリアGPに勝っていた。だが、私はクリスチャン・ホーナーとチームを形成し、それがワールドタイトル4連覇につながったことを誇りに思ってる。その後も彼らはメルセデスとフェラーリの挑戦者であり続けている。それも私に満足感を与えてくれる」
今日でも、デビッド・クルサードはアンバサダーとしてレッドブルに関わり、定期的にデモ走行を実施している。
カテゴリー: F1 / デビッド・クルサード / レッドブル・レーシング