「上位を争える女性ドライバーしかF1昇進にさせるべきではない」
モータースポーツの頂点であるF1に到達することは、偏見と戦っている意欲的な女性レーサーにとっては言うまでもなく、どんなドライバーにとっても骨の折れる仕事だ。
1950年にF1世界選手権が開始されて以来、グランプリの資格を得ようとた女性ドライバーは5名だけであり、実際にグリッドに並んだのは1950年代後半のマリア・テレーザ・デ・フィリッピスと1970年代のレラ・ロンバルディの2人だけとなっている。ロンバルディは1975年のスペインGPでポイントを獲得しており、今日に至ってもポイントフィニッシュした唯一の女性ドライバーとなっている。
クルサードは、女性の力を促進し、女性をF1グリッドに戻すことを目的とすWシリーズを強く信じているが、女性だというからだけでなく、最高レベルでレースをする実力のあるドライバーのみ機会を与えるべきだと主張する。
「我々は今まさにそのレベルにいる女性の才能に大きなスポットライトを当てている。そして、F1でドライブできる競技者は数人がいると考えている」とデビッド・クルサードはコメント。
「十分な能力を探しているのか？ それともルイス、マックス、シャルルを探しているのか？ 彼ららと同等の女性を探している。ルイス、マックス、シャルルなどと同じくらい優れていない限り、彼らを倒すことができないからね」
しかし、デビッド・クルサードは、その前提条件を満たさない女性の才能でも、モータースポーツの他の分野で繁栄する可能性があると認める。
「私は個人的にWシリーズとともにモータースポーツにより多くの女性をもたらしたいと思っている」とデビッド・クルサードは語る。
「私の妹はレースをしていたし、彼女は非常に優れていたが、私の家族が私を支えていたので、サポートを得られなかった。そして、私はそれを後悔している」
「そのため、私は女性の才能をサポートし、より多くの女性をモータースポーツにもたらす手助けるためにこの一員になりたいと思った。彼女たちが十分に優れていれば、彼女たちはF1に行くだろう」
「もし、彼らが単に優れているだけならば、そして、その良いが非常に良いものであるならば、彼女たちはツーリングカー、スポーツカーなど多くの選手権に参戦できるだろう」
カテゴリー： F1 / デビッド・クルサード
