シャルル・ルクレールのリシャール・ミルを盗んだ犯人が逮捕
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イモラでのF1エミリア・ロマーニャ・グランプリに先駆け、当時チャンピオンシップをリードしていたシャルル・ルクレールは、イースターの月曜日に、トスカーナの海岸沿いの町ヴィアレッジョで夜に外出中にリシャール・ミルの時計を盗まれたという悲劇的な経験に見舞われた。
薄暗い通りで一緒に写真を撮るようにとのグループから頼まれたシャルル・ルクレールは、時計が手首から外されていることに気づき、警察に通報した。
その後の数日間、シャルル・ルクレールは、警察が泥棒を捕まえて時計を回収する取り組みの初動が遅かったことを明らかにした。当初、盗まれたリシャール・ミルRM67 “ルクレール”は、30万ユーロ(約4100万円)だと報じられていた。
しかし、Il Mattinoによると、時計が実際には200万ユーロ(2億8300万円)と最初に述べられたもののほぼ7倍であるが、泥棒はその価値の10%で売っていたと報告している。
犯人はすでに警察に逮捕されており、泥棒の観点では「完璧な強盗」だったが、時計にはシャルル・ルクレールによる「シルクスクリーンのサインが時計ケースに施されていた」という。
F1エミリア・ロマーニャ・グランプリでの記者会見で、盗難が発生してからわずか4日後、シャルル・ルクレールは「素晴らしい経験ではなかったけど、それ以上のことは言えない」と述べていた。
「すべてが警察で行われており、彼らはそれを見つけようとしてくれている。私が読んだものほどスムーズではなかった」
「しかし、全体的に僕は大丈夫だし、週末に完全に集中している。今週末、それが僕を傷つけることはない」
だが、決勝でシャルル・ルクレールは、終盤のドライトラックでスピンを喫するという今シーズン初の最も重大なドライビングエラーを犯し、最終的に6位でフィニッシュしている。
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カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ