シャルル・ルクレール、大きな代償を払ったスピン「貪欲すぎた」 / スクーデリア・フェラーリ F1 エミリア・ロマーニャGP 決勝
シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)は、2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの決勝でスピンを喫して6位でフィニッシュ。チャンピオンシップのリードを大きく失うことになった走りは“貪欲すぎた”と認めた。

開幕3戦で2勝を挙げていたシャルル・ルクレールだが、イモラではウェットコンディションを2番グリッドからスタートした瞬間からポールシッターで最終的なウィナーであるマックス・フェルスタッペンに挑戦することができなかった。

表彰台の可能性があったシャルル・ルクレールだが、2番手を走行中のセルジオ・ペレスを追いかけていた53周目にヴァリアンテ・アルタで縁石に乗りすぎてスピンを喫してバリアに接触。フロントウイングにわずかなダメージを負った。

ピットインしてフロントウイングを交換したシャルル・ルクレールは9番手から3人を抜いて6位でフィニッシュした。

週末前にマックス・フェルスタッペンに対して40ポイントのアドバンテージがあったシャルル・ルクレールだが、27ポイント差まで縮めらた。もし3位でフィニッシュしてれば、34ポイントのマージンを維持していたはずだった。

「本当に残念だ」とシャルル・ルクレールはレース後にSky Sports F1に語った。

「スピンする前がどうであれ、これらは詳細であり、レースの一部だ。今日はスピンするべきではなかった」

「3位が僕が得られるベストだった。僕たちはそれ以上のペースを持っていなかったし、貪欲すぎた。その代償を払うことになってしまったし、3位だった場合と比較して7ポイントを失いった。チャンピオンシップの最後に非常に価値のある7ポイントなのは確かだし、このようなことは二度と起こしてはならない」

シャルル・ルクレールがチャンピオンシップで大きなリードを築いていたのは、マックス・フェルスタッペンがバーレーンとオーストラリアで2番手を走行していたときにリタイアしたことが大きかった。

今回の結果は、レッドブル・レーシングがマイアミでの第5戦に向けて勢いを増していることを示している。

「彼ら(レッドブル)がどれだけのステップを果たしたかは時が経てばわかるだろうけど、最初の3レースよりも競争力があるように見えたの確かだ。もしくはジェッダに似ていた」とシャルル・ルクレールは付け加えた。

「バーレーンとオーストラリアで僕たちが優位に立ち、今週とジェッダで彼らが優位に立っていた。非常に拮抗しているし、シーズンの残りの期間もそうなると思う」

「だからこそ、すべての小さなミスが…大きなミスだったけど、その結果はもっと大きくなる可能性がある。今日はたったの7ポイントだけど、次回はもっと高くつく可能性があるので注意が必要だ」


シャルル・ルクレール スクーデリア・フェラーリ F1 エミリア・ロマーニャGP

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