F1:シャルル・ルクレール、4100万円相当のリシャール・ミルを盗難被害
スクーデリア・フェラーリのF1ドライバーであるシャルル・ルクレールは、月曜日の夜にイタリアで30万ユーロ(約4100万円)相当のリシャール・ミルの腕時計を盗まれた。幸いなことにルクレールに怪我はなかった。

シャルル・ルクレールは、イースターマンデーをイタリア・トスカーナのヴィアレッジョ市でトレーナーのアンドレア・フェラーリを含む友人たちと過ごしていた。

午後10時頃、シャルル・ルクレールは、照明の少ないミニスクラムであるサルバトーリ通りのエリアで、ファンから写真やサインを求められた。

そのグループの中の一人が、シャルル・ルクレールの手首からリシャール・ミルRM67 “ルクレール”を外し、気付かないうちに逃げ出した。

スイスの時計メーカーであるリシャール・ミルは、ジュニアキャリアからシャルル・ルクレールのスポンサーを務めており、昨年フェラーリのオフィシャルパートナーになった。

リシャール・ミルRM67 “ルクレール”は、30万ユーロ(約4100万円)の価値があると推定されとえり、オークションで販売された場合、100万ユーロ(約1億3900万円)以上で取引されるだろうと報告されている。

シャルル・ルクレールは、警察に盗難被害を提出。警察は現在、地域の関連する防犯カメラの映像を調べて、強盗が出来心によるものなのか、それとも事前に計画されていたものなのかを捜査している。

ヴィアレッジョ出身のシャルル・ルクレールのトレーナーであるアンドレア・フェラーリは、火曜日のソーシャルメディアの投稿で彼の苛立ちを明らかにした。

アンドレア・フェラーリは、強盗が行われた市の地域では照明が不足しており、しばらくの間、地元住民からの苦情が寄せられていていたとInstagramn投稿した。

「サルバトーリ通りは何ヶ月も完全に暗闇の中にあった。我々はこれを何ヶ月も報告してきた」とアンドレア・フェラーリは投稿。

「昨日の夕方、サルトーリ通りで、彼らは我々に強盗を働いた。近い将来に照明を設置することを考えてもらえないだろうか? 友人のためにもお願いしたい」

F1オーストラリアGPでチャンピオンシップのリードを広げた勝利の後、シャルル・ルクレールはモナコに戻り、先週、テニスのモンテカルロ・マスターズで目撃されていたが、現在、イモラで開催される今週末のF1エミリア・ロマーニャGPに先立ってイタリアにいる。

残念ながら、F1ドライバーが盗難被害にあったのは最初の事件ではない。

昨年7月、マクラーレンのF1ドライバーであるランド・ノリスは、ウェンブリー・スタジアムでUEFAユーロ2020(欧州選手権)の決勝戦・イタリア代表対イングランド代表を観戦後に強盗に襲われ、リシャール・ミルのプロトタイプの腕時計を奪われている。

当時、ランド・ノリスは強盗被害に「動揺」したと述べ、睡眠に苦しんでいると語っていた。

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カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ