カルン・チャンドック
ビジェイ・マリヤとバーニー・エクレストンは、カルン・チャンドックをトップドライバーとして認めていないようだ。

F1公式サイトの対談で、両者はグリッドにインディアン人のトップドライバーを望んでいることを認めた。

フォース・インディアのチームオーナーであるビジェイ・マリヤは、現在、ドイツ人のエイドリアン・スーティル、イタリア人のヴィタントニオ・リウッツィ、スコットランド人のポール・ディ・レスターいうドライバーラインナップを揃えている。

インド人ドライバーを起用することは重要であるかと問わされたビジェイ・マリヤは「とても重要だ。そうしたい思っている。私は馬鹿ではないし、そこに莫大な広告のポテンシャがあることはわかっている」

「マイナス面では、現在トラックには最高のバトルができるポテンシャルを持ったインド人ドライバーがいないことだ」

26歳のカルン・チャンドクは、2010年にインド人で2人目のF1ドライバーとし、ヒスパニア・レーシングからF1デビュー。木曜日には、来年インドGPが開催される予定となっているデリーを訪れた。

バーニー・エクレストンは、インドのような新しいマーケットを開拓することを推進しており、インドでのF1開催を強く支援している。

カルン・チャンドックは、家族ぐるみの付き合いのあるエクレストンによってシートをサポートされたきたが、エクレストンもまだインド人ドライバーには速さがないと考えているようだ。

バーニー・エクレストンは、フォース・インディアがインド人ドライバーに苦労していることは「かなりネガティブ」なことだと語る。

「ビジェイは彼が望んでいることと正反対なことを達成している。全てのドライバーのあとを走行するだけのインド人ドライバーを選ぶことは、誰の役にも立たない。逆効果だ」

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カテゴリー: F1 / カルン・チャンドック