シリル・アビテブール ケータハム チーム代表
ケータハムは、トニー・フェルナンデスに代わってシリル・アビテブールがチーム代表に就任することを正式に発表した。

シリル・アビテブールは9月にケータハムF1チームのCEOに就任したばかりだが、今後はチーム代表として新たな役割を担うことになる。

トニー・フェルナンデスは、ケータハムの市販車事業の拡大するために、シーズン終了前にチーム代表を辞任する意向を示していた。

来年までルノー・スポールでも働くシリル・アビテブールは「チーム代表を引継ぐことを名誉に思っている。今後は2012年9月に就任したCEOのポストとその役割を兼務することになる。チームを次の段階へと導くチャンスを与えてくれたトニーとカマルディン(・ビン・メラヌン 副会長)に感謝したい」とコメント。

「大きなチャレンジが待ち受けているが、株主はコミットしており、今後我々が大躍進して、いつかF1で最高の栄誉に挑戦することに協力してくれている」

「チーム内には、トニーとカマルディンが作り出した素晴らしいスピリットがある。そのスピリットは、成功への明確な道筋を示している戦略的ビジョンと結びつき、我々を前進させ続けている。我々は、株主が数年前から抱いてきた夢を実現する日を楽しみにしている」

トニー・フェルナンデスは、シリル・アビテブールがチーム代表として素晴らしい仕事をするだろうとお墨付きを与えた。

「5日(月)にパリでルノーとの提携を発表したことで、カマルディン(メラヌン)と私が3年以上前に立てた自動車への計画が実を結んだ。ケータハムグループの確立と成長の戦略は、我々がF1チームの日々の運営から退くことができるところまで到達した。今後はシリルがフルタイムでその役割に専念し、リアド(アスマット)と密接に連携し、我々の自動車への利益を次の成長段階へと導いてくれるだろう」

「シリルは優秀なチーム代表になるだろう。彼はF1で広範囲の経験があり、大いに尊敬されている。彼は、チームが目指すビジョンを共有している。彼は、我々がまだポテンシャルを発揮していない今シーズン途中から引き継ぐことになるが、そうするのに役立つものはすべて用意できている。我々は、いつかF1の上位に居場所を確保する。彼はその先導者として適切な人物だ」

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カテゴリー: F1 / ケータハム