カルロス・サインツJr. 次のF1チームの決断は「コイントスのような状況」
カルロス・サインツJr.は、今後のルール変更が「コイントス」のような状況をもたらすとして、F1での次の行き先がまだわからないと明かしました。

フェラーリを退団するカルロス・サインツJr.は、2026年にアウディに生まれ変わる準備を進めるザウバーと、アレクサンダー・アルボンと組むウィリアムズの両方からオファーを受けていると考えられている。

スペインでのホームレースを前に、カルロス・サインツJr.は、フェラーリでの現在の活動に再び集中できるよう、早く決断したいと改めて述べた。

「最新の状況としては、そうだね、決定は間もなく下されるだろう」とカルロス・サインツJr.は語った。

「そうだね、もうこれ以上待っていられない。明らかに、ここ数週間、数か月間、頭の中のスペースを奪われている状況になっている」

「決断を下す時期が来たことは明らかだ。決断は間もなく下されるだろう。うまくいけば、間もなく話し合うべきことがたくさん出てくるだろう」

しかし、今季以降の展望を早急に解決するつもりであるものの、カルロス・サインツJr.は、どのチームに賭けるかまだ決めていないことを認めている。

「まだどちらがいいのかはっきりしていない。チームと話し合い、ブレインストーミングをしているところだ」とカルロス・サインツJr.は付け加えた。

「スペイングランプリの前に家に帰って2、3日休む必要がある」

「自宅にはいたけど、それらが今後どうなっていくのか、スペイングランプリでどうなっていくのかはご存じの通りだ。ここ数週間は非常に忙しかった」

「だから、じっくり腰を据えて決断する時間がなかった」

カルロス・サインツJr.

カルロス・サインツJr.は、2026年にF1が全面的なレギュレーション改革に着手する準備を進める中、チームと長期的な関係を築くことを希望していると強調した。

しかし、F1レースで3度の優勝経験を持つカルロス・サインツJr.は、どの提案がすぐに軌道に乗せられるかを読み解くのは難しいと認める。

新しいルールが最終的に選択する上で影響を与えるかどうかについて尋ねられた際、カルロス・サインツJr.は「イエスでもありノーでもある」と答えた。

「2026年について考えているからといって、2024年の時点でどちらがより良いパフォーマンスを発揮するか予想するのはほぼ不可能だ」

「レギュレーションが大きく変わり、マシンもシャシーもエンジンも完全に異なることを考えると、2026年に誰がより速くなるかを判断するのは、革命的な変化かコイン投げのような賭けになると思う」

「2026年に誰がパフォーマンスするかを予測するのはほぼ不可能だ」

「2026年を予測できず、どちらがより良いパフォーマンスを見せるのかわからないのであれば、2025年もその段階では重要になります。2025年も僕にとっては重要だ」

「また、長期的な視点も必要になる。パワーユニットの側面を理解し、チームのダイナミクスを理解し、決定を下す際にはこれらすべての要素が関係してくる」

「だからこそ、時間がかかっているし、決断を下すための時間を見つけるのにも時間がかかっている」

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カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / スクーデリア・フェラーリ