ルノー F1 カルロス・サインツ
カルロス・サインツがレッドブルと決別し、次戦F1ハンガリーGPからルノーに移籍してジョリオン・パーマーの後任を務めるとの噂がなされている。

Auto Bild が報じたところによると、トロ・ロッソでの将来を望んでいないとしたカルロス・サインツのコメントがレッドブルを激怒され、レッドブルはサインツをラインナップから外すことを決定したという。

レッドブルは、ルノーがカルロス・サインツ獲得のために800万ドル(約9億円)を支払えば、移籍を容認するという。

レッドブルのヘルムート・マルコとルノーF1のシリル・アビテブールはすでに契約の合意にむけて交渉を行っており、成立した場合はF1ハンガリーGPでカルロス・サインツがジョリオン・パーマーのシートに収まり、空席となったトロ・ロッソのシートにはピエール・ガスリーが座るという。

カルロス・サインツは、ルノーのアドバイザーを務めるアラン・プロストの長年のお気に入りであり、ルノーは2017年にもサインツの獲得を試みている。また、2018年のドライバーリストの最上位にカルロス・サインツの名前があるとされている。

また、レッドブルの怒りは、カルロス・サインツの家族が故意にメディアを操作した可能性によるものだとの見方もある。

報道によると、カルロス・サインツの家族は、マックス・フェルスタッペンがフェラーリへの移籍を望んでいるとの情報をスペインのメディアに流したという。フェルスタッペンがレッドブルを離れれば、そのシートにサインツが昇格する可能性が開けるからだ。

だが、マックス・フェルスタッペン陣営は、そのストーリーを否定し、2018年もレッドブルにコミットしていることを確かめている。

カルロス・サインツ陣営が彼らの利益のために本当に“フェイクニュース”を流したとすれば、レッドブルが我慢の限界に達したとみても不思議ではない。

レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは「ドライバーが愛情を失い、いたいと思わないのであれば、契約書を押し付けることはできないし、出ていかせるべきだろう」と i>Auto Bild に述べた。

F1イギリスGPの決勝でカルロス・サインツは、チームメイトのダニール・クビアトとの同士討ちの末、オープニングラップでリタイアしている。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / ルノーF1チーム / トロロッソ