F1 ゴードン・マレー
マクラーレン・F1のデザイナーとして知られるゴードン・マレーが、その後継モデルと呼ぶにふさわしいスーパーカー『T05』を発表した。

“ファン・カー”として知られる“ブラバム BT46B”やアイルトン・セナがチャンピオンに輝いた“マクラーレンMP4/4”など、数々の名F1マシンを生み出してきた伝説のデザイナーであるゴードン・マレーは、2017年11月にゴードン・マーレー・オートモーティブから新型スポーツカーを発表することを予告していた。

『T.50』と名付けられたスポーツカーは、641馬力を発生させるコスワース製の3.9リッター V12エンジンを搭載。重量はわずか980kgでマクラーレン・F1と同じく3シーターのレイアウトを採用する。

また、ダウンフォースを生み出してコーナーリンググリップを向上させるために“ファン・カー”の技術が採用されるといる。

「1990年代に、私はある種のスーパーGTカーを設計していた」とゴードン・マレーは語った。

「それは完全に公道に焦点を絞ったもので、レースをする予定はなかった。そのため、パッケージングと道路スペースに関して新しい基準が設定されたていた」

「T.50はまったく同じ焦点を持っておい、あらゆる分野でF1に勝っている。誰もがこのようなクルマが再びをやっていることを想像するのは難しいだろう。だが、私がそうではなかったのは確かだ」」

ゴードン・マレー T.50は、100台限定で生産され、価格は200万ポンド(約2億7500万円)。2020年にデリバリーが開始される予定となっている。

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カテゴリー: F1 / 自動車ニュース