F1イギリスGP予選Q2:角田裕毅は惜しくも12番手で敗退
2025年F1イギリスGP予選Q2は、上位勢による激しいタイムの応酬の末に、角田裕毅(レッドブル・レーシング)が12番手で敗退。カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)も11番手に終わり、Q3進出を逃す波乱の展開となった。

Q2は序盤から使用タイヤの選択が明暗を分ける展開となり、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは新品タイヤで1分25秒316を記録。Q1から0.5秒ものタイム向上を見せ、トップ通過を果たした。

一方、フェラーリはタイヤ温存の戦略を採り、最初のアタックではルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールがともにユーズドタイヤを選択。その結果、タイムが伸びずに一時は下位に沈んだ。

角田裕毅もQ2最初のアタックではユーズドタイヤを使用し、残り6分時点ではノックアウト圏内の15番手。終盤には新品タイヤに履き替え、自己ベストを更新して10番手に浮上したが、最後にタイムを更新したピエール・ガスリー(アルピーヌ)が9番手に入ったことで脱落圏内に押し戻され、最終的に12番手でQ2敗退となった。

カルロス・サインツJr.は終盤に自己ベストを更新しながらも、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が8番手に浮上したことで11番手に後退し、Q3進出を逃した。

Q2で敗退したのは以下の5名:

11位 カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
12位 角田裕毅(レッドブル・レーシング)
13位 アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
14位 アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
15位 エステバン・オコン(ハース)

一方、フェラーリ勢は終盤に新品タイヤで巻き返し、ハミルトンがトップタイムを更新したルクレールに続いて2番手に浮上。予選Q3ではマクラーレン、フェラーリ、レッドブルらによる白熱したポール争いが予想される。

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カテゴリー: F1 / F1イギリスGP / F1レース結果