F1 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ
トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1オーストリアGPの決勝レースをマシントラブルによってリタイアで終えた。

ブレンドン・ハートレーは、予選終了後にパワーユニット交換を行い、グリッド降格ペナルティーを科されたが、ピットスタートのペナルティーを科せられたマシンが出たために、予選順位通りの10列目19番手からのスタートとなった。

なお、パワーユニット交換はトラブルによるものではなく、予選結果と今後のパワーユニット使用予定を踏まえた戦略的なもので。スタートタイヤはスーパーソフトタイヤを選択した。

1周目を18番手で終えたブレンドン・ハートレーは、10周を過ぎ、トラブルでストップする上位車が出て、16番手に浮上。16周目、ストップしたマシンの回収のためにバーチャルセーフティカーが導入され、このタイミングで多くがタイヤ交換を行ったが、ハートレーはピットインせず、13番手にポジションを上げる。

27周目にピエール・ガスリーととポジションを入れ替え、ブレンドン・ハートレーは13番手でレースは後半戦に入る。後半になると、タイヤの摩耗により2回目のピットインを行うマシンやストップするマシンが出始め、徐々にポジションを上げる。タイヤ交換を行わずに10番手を走行していたハートレーだが、54周目に車体のトラブルによりでスローダウンしストップ、その場でリタイアとなった。

「昨日の予選から空力バランスを変更したことで、今日はかなり乗りやすくなった」とブレンドン・ハートレーはコメント。

「レース序盤はザウバーの2台に苦しんだけど、周回が進んでタイヤが摩耗してもペースを失わず、より強さを発揮できたと思う。ポイント獲得は難しかったかもしれないけど、競り合っていたエリクソンが9位に入っているので、完走できていればと残念に思っていた」

「今日はタイヤマネジメントの部分で強みがあったけど、マシンのリアで問題が起きてしまった。リアに振動があったので、最初はパンクかと思ったけど、原因ははっきりしていない。今晩それを突き止め、次戦のシルバーストンにはさらに強化して臨めればと願っている」

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カテゴリー: F1 / ブレンドン・ハートレー / F1オーストリアGP