バルテリ・ボッタス 「フェリペ・マッサの実力は過少評価されている」
フェリペ・マッサのウィリアムズとの契約は今シーズン末で期限を迎える。フェリペ・マッサは自身のシートを保持するために戦っているが、ウィリアムズの獲得リストには他のドライバーの名前が挙げられている。
今シーズン、フェリペ・マッサは38ポイントを獲得し、バルテリ・ボッタスに20ポイント差をつけられている。昨年は15ポイント差、2014年は52ポイント差でシーズンを終えた。
「彼はまだ速い」とバルテリ・ボッタスはコメント。「彼は過小評価されている。彼のスキルと彼が実際にできることにおいてね」
「ドライバーとして、ゴールは常にチームメイトよりも速いことだ。今シーズンここまで自分はそれを達成できていると感じている。去年やその前の年と同じようにね」
バルテリ・ボッタスは、来年フェリペ・マッサがF1で居場所を得られない理由はないと考えている。
「フェリペが続けたいかどうか次第だけど、個人的に彼が続けない理由はわからない」
「彼らはまだとてもいいドライビングをしている」
「今年と去年、彼は初年度でフェラーリ時代よりも少し事故に見舞われているかもしれない」
ウィリアムズのテクニカルディレクターを務めるパット・シモンズは、フェリペ・マッサのパフォーマンスに満足していると語る。
「私がチーム面のひとつとして満足しているのはドライバーだ」とパット・シモンズはコメント。
「彼らは互いに激しくプッシュしており、パフォーマンスは類似している。彼らはチームを優先してそれをやっている」
「フェリペは非常に力強い結果を出し続けているし、彼は2014年、2015年を通してずっと私を満足させ続けている」
「彼は本当に強いし、激しく戦っている。彼は何も失っていない。それは確かだ」
「彼にはまだ数年残っているし、まだ非常に速い。これまでと同じくらいにね」
「人々は彼が（2008年に）ワールドチャンピオン寸前だったことを忘れている」
「彼はあの日ブラジルでそれを達成した。彼は非常に立派なチャンピオンになっていただろう。彼がチャンピオンシップに勝てなかったのは非常に残念だったと思う」
フェリペ・マッサは、ウィリアムズとの作業を楽しんでおり、来季もチーム残留を望んでいるが、他チームへの移籍の可能性も閉ざしてはいない。
「僕はここにいたいけど、自分が重要なチーム、発展しているのがわかるチームでレースしたい」とフェリペ・マッサはコメント。
「もちろん、ウィリアムズで作業することを本当に楽しんでいる。同じレベルのチームで仕事をする必要があるけど、ウィリアムズで仕事を続けられるなら本当に満足だ」
カテゴリー： F1 / バルテリ・ボッタス / ウィリアムズ・レーシング
