バリチュロ チームオーダー
ルーベンス・バリチェロは、トルコGP前にブラウンGPの両ドライバーにチームーダーがないことを確認していたことを明らかにした。

バリチェロは、チームメイトのジェンソン・バトンの好調さが自らのマシンに反映されないことに苛立っており、スペインGP後、チーム内で平等な待遇を受けているのかを疑問に思うと語っていたのだ。

その後、話し合いによって誤解は解消されたが、バトンの6勝を挙げているのに比べ、バリチェロはまだ1勝も挙げていない。そのためバリチェロは、ロスス・ブラウンがまたしてもドライバー差別を行わないかどうかを懸念している。

バリチェロがフェラーリに在籍していた6年間、ロス・ブラウンはフェラーリのチーフ・ストラテジストを務めたが、バリチェロはフェラーリでミハエル・シューマッハの明白な「ナンバー2」となっていた。

バリチェロは、脇役を演じるつもりはないと主張しており、イスタンブールで、彼とバトンはレース前にブラウンのオフィスを訪れたことを明らかにした。

「2人でロスのオフィスに行き、どちらも自由にレースをすることを望んでいると伝えた」

「ジェンソンにとっても、僕もとっても、そしてロスにとっても良いことだった。フェラーリ時代とは違う」

バリチェロがお気に入りの2週間後のシルバーストンを含めて2連勝し、仮にバトンが欠場したとしても、バトンはチャンピオンシップで6ポイントのリードを維持できる。

しかしバリチェロは落ち込んでいない。

「今はこの状況にうんざりしているが、明日という日がある。彼(バトン)が独走するのは見てられない。僕たちは3年間一緒に仕事をしてきたけど、これまでは互角だった。だから、今シーズンの彼がうまくなったとは思わないし、今シーズン全レースで優勝するとも思わない」

「どこかでつまづくはずだから、そこで僕が勝ちたいね」

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カテゴリー: F1 / ルーベンス・バリチェロ / ブラウンGP