F1アゼルバイジャンGP 予選:フェルスタッペンがポール獲得 角田裕毅6番手

フェルスタッペンは、F1史上最多となる6回の赤旗で混乱したスリリングな予選を制し、2戦連続のポールポジションを獲得した。最後の赤旗は最終順位に大きな影響を及ぼした。
Q3でサインツ、リアム・ローソン、アイザック・ハジャーがタイムを記録し、雨粒が落ち始める中、フェラーリのシャルル・ルクレールがターン15でバリアに接触して赤旗を出し、他のドライバーたちがラップタイムを完成させることを阻止した。
セッション再開後、ランド・ノリスとフェルスタッペンがファステストセクターを刻んでいたが、残り時間4分を切ったところでピアストリがターン3のバリアに衝突し、再び赤旗が提示された。
再びグリーンライトが灯ると、路面コンディションは最適からほど遠い状態で、各ドライバーはグリップを探しながら走行。その中でフェルスタッペンが1分41秒117を記録し、サインツのポールをわずか0.5秒弱差で阻止した。
ローソンは2回目のラップで順位を維持して3位に入り、メルセデスのキミ・アントネッリとジョージ・ラッセル、そして2台目のレッドブルを駆る角田裕毅を抑えた。
ノリスはチームメイトの決定的なミスを生かすことができず、ミスを連発したラップで7位に終わり、ハジャー、そしてタイムを残せなかったピアストリとルクレールの前に留まった。
プラクティスで印象的な走りを見せていたにもかかわらず、ルイス・ハミルトンはラップをまとめるのに苦戦し、Q2で敗退。フェラーリのドライバーは12位に終わり、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソの後ろに沈んだ。
ガブリエル・ボルトレトのキック・ザウバーはアストンマーティンのランス・ストロールを上回ったが、オリー・ベアマンはターン2の出口でバリアに接触して赤旗を招き、タイムを残せないまま15位となった。
アルピーヌのフランコ・コラピントは、ターン4のバリアに接触してセッション終盤に赤旗を引き起こし、16位でQ1敗退となった。
ニコ・ヒュルケンベルグは17位に終わり、同じターンでバリアに接触して赤旗を発生させた。エステバン・オコン(ハース)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、そしてアレックス・アルボン(ウィリアムズ)が最下位を構成。アルボンはターン1でウォールに接触し、この日の最初の赤旗をもたらした。

F1 アゼルバイジャンGP 予選 結果・ラップタイム
1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) - 1分41秒1172.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) - 1分41秒595
3.リアム・ローソン(レーシングブルズ) - 1分41秒707
4.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) - 1分41秒717
5.ジョージ・ラッセル(メルセデス) - 1分42秒070
6.角田裕毅(レッドブル) - 1分42秒143
7.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分42秒239
8.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) - 1分423秒372
9.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) - No Time
10.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - No Time
11.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
12.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
13.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
14.ランス・ストロール(アストンマーティン)
15.オリバー・ベアマン(ハース)
16.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
17.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
18.エステバン・オコン(ハース)
19.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
20.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
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