2023年 F1オーストリアGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント
2023年F1第10戦オーストリアGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。
F1オーストリアGPは、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が独走。最後にピットインしてファイナルラップでファステストラップを記録してハットトリックを達成。通算42勝目を挙げ、アイルトン・セナを抜いて歴代5位の勝利数となった。
1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「これ以上にないすばらしい週末になった。戦略からピットストップまで、チーム全員がすばらしい仕事をしてくれた。タイヤに関して疑問が残る中レースを迎えたけど、他車と比べても満足できるパフォーマンスになった。週末を通してマシンの手応えはすばらしく、計画通りに進めることができた。最後のピットストップはリスクが高かったけど、きっとチームは僕の声色からピットストップしたいことを察してくれたと思う。無茶に見えたかもしれないけど、自信があったし、築けていたギャップを最大限に活かしたかった」
2位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「表彰台に戻れてうれしい。金曜日と今日は持てる力を最大限に発揮できたし、今週末に導入したアップグレードもうまく機能した。チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、これからもこの方向でプッシュしていく。また、チェコに対して素晴らしいディフェンスを見せてくれたカルロスにも感謝したい。そのおかげで少し楽になった。大きなスクリーンで見ていたけど、とても興奮したよ!これから僕たちはシルバーストーンに行く。スピルバーグと並んで大好きなサーキットだ。マシンに施した新しいアップグレードを生かして、次戦ではレッドブルにもう少し挑戦できるといいね」
3位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「すばらしいレースができた。スプリント・レースに引き続き今日のレースも、速さを見せることができた。マシンの手応えはすばらしく、この位置に戻ってくることができてとてもうれしい。みんなが白熱したレースになったようだけど、今日のカルロス(サインツ/フェラーリ)とのようなバトルは何時でも楽しい。ここ数戦は苦戦していたので、この速さと感覚を取りもどすことができて安心した。でもまだ体力的には100%ではないので、次戦のシルバーストーンに向けて準備を進めたいと思う」
4位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「とてもいい一日だった!自分たちのレースペースには少し驚いた。フェラーリやレッドブルと戦えたことは素晴らしかった。さらに重要なのは、今日の主な目標だったアストン勢とメルセデス勢の両方に勝ったことだ。全体的にはいい1日だったし、多くのポイントも獲得できた。「このトラックは罰を受けやすい。僕たちはトラックをキープし、大きなミスもなく、時にはいいレースもできた。チームは今回も素晴らしい仕事をしてくれた。今日は間違いなくそのおかげでポイントを獲得できたので、アップグレードをもたらしてくれたファクトリーの皆さんに感謝する。彼らに大きな声援を送る」
5位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
「多かれ少なかれ、今日我々が達成できた最大限の結果だったと思う。ペース的にはランド(・ノリス)に非常に迫っていたし、メルセデスにも迫っていた。我々はハードでスタートすることで何か違うことを試みたけど、その後、VSCのせいで、第1スティントで長く走れるというアドバンテージがなくなってしまった。昨年はこのサーキットが僕らのマシンに合わなかったから、何か検討すべきことがあるのかもしれない。全体的には、スプリントウイークエンドで多くのポイントを獲得できた。シーズンは長いし、来週はシルバーストンでホームレースがある。素晴らしいコースなので全力を尽くすつもりだ」
6位:カルロス・サインツ(フェラーリ)※
「最終結果には満足していないけれど、今日はダブル表彰台に値すると思うし、とても堅実なレースだった。マシンとても速く、フィーリングは快適だったけど、1回目のピットストップのあと、タイムとポジションを落としてしまい、レースは妥協を強いられた。懸命にプッシュして挽回し、オーバーテイクもできたけど、残念ながらトラックリミットでペナルティを受けることになってしまった。結局、チェコからポジションを守るために全力を尽くしたけど、表彰台を守りきることはできなかった。見直すべき点はいくつかあるが、全般的にはこの進歩に満足しなければならないし、この方向に向かって前進し続ける必要がある」
7位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日は本当にチャレンジングだったし、ペースも期待通りではなかった。昨日に続いて、このグランプリではもう少し上を目指していた。ここで僕たちはパフォーマンスの底に到達すると確信している。バルセロナで乗っていたのと同じマシンなので、何が問題だったのか理解する必要がある。現時点でクルマが思うように動いていないのは確かだ。動き回るし、今週末は他のサーキットよりも少し悪く感じた。とはいえ、ペースは大幅に悪かったので、その原因を究明する必要がある。僕たちのパフォーマンスは明らかにサーキットに依存している。モントリオールとバルセロナでは良かったけど、それは前兆だ。シルバーストーンはオーストリアよりもバルセロナに似たサーキットなので、来週末のイギリスGPが楽しみだ。もっと強くなって戻ってくることを目指す」
8位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)※
「今日は最高の日ではなかった。これほど遅いとは予想していなかったし、今週末のパフォーマンスは驚きだった。理由はまだわからないけど、このトラックでいくつか改善すべき点が浮き彫りになった。今週末はリアエンドが強くないことはわかっていたので、バランスを保つためにフロントウイングをかなり削った。特定のコーナー、特にターン10では本当に苦戦してスライドしてしまい、どうすることもできなかった。それがトラックリミットで苦しんだ理由だ。両ストップでフロントウイングを追加し、クルマは戻ってきたけれど、それでもまだチャレンジだった」
9位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「今日はタフな1日だったけど、それでもチームとしてはまずまずのポイントを獲得してして週末を終えることができた。午後のVSCでストップするタイミングを少し間違えてしまい、ピットでいくつか順位を落としてしまった。その判断が残りのレースの戦略を決めてしまった。今にして思えば、VSCの2周目ではなく1周目にピットインすべきだった。だから、それを見直して学ぶ必要がある。コース上で反撃しながら、いくつかの良いバトルができた。特にターン3で角田(祐毅)をとらえたのは楽しかった。今はシルバーストーンに焦点を移している。カレンダーの中で最高のトラックの1つなので、数日以内にそこに戻るのを楽しみにしている」
10位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)※
「今日はできる限りのことをしたと思う。ポイント圏内に戻れたことは満足しているが、9位よりもっと上を目指しているので、望むところではない。最も近いライバルと比べて我々はペースに欠けており、それが今日も現れた。かなりプッシュしていたので、最終的には今日も他のクルマと同じように、トラックリミットにより5秒のペナルティを受けた。それはおそらく結果を変えるものではなく、ただ我々が前にいるジョージ(・ラッセル)ではなく、最後にランス(・ストロール)と戦ったとだけだ。シルバーストーンを本当に楽しみにしているし、チームのホームレースでは全体的にさらに力強い週末を過ごせると思う」
※
カルロス・サインツ +10秒 (4位→6位)
ルイス・ハミルトン +10秒 (7位→8位)
ピエール・ガスリー +10秒 (9位→10位)
カテゴリー: F1 / F1オーストリアGP / F1ドライバー
F1オーストリアGPは、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が独走。最後にピットインしてファイナルラップでファステストラップを記録してハットトリックを達成。通算42勝目を挙げ、アイルトン・セナを抜いて歴代5位の勝利数となった。
1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「これ以上にないすばらしい週末になった。戦略からピットストップまで、チーム全員がすばらしい仕事をしてくれた。タイヤに関して疑問が残る中レースを迎えたけど、他車と比べても満足できるパフォーマンスになった。週末を通してマシンの手応えはすばらしく、計画通りに進めることができた。最後のピットストップはリスクが高かったけど、きっとチームは僕の声色からピットストップしたいことを察してくれたと思う。無茶に見えたかもしれないけど、自信があったし、築けていたギャップを最大限に活かしたかった」
2位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「表彰台に戻れてうれしい。金曜日と今日は持てる力を最大限に発揮できたし、今週末に導入したアップグレードもうまく機能した。チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、これからもこの方向でプッシュしていく。また、チェコに対して素晴らしいディフェンスを見せてくれたカルロスにも感謝したい。そのおかげで少し楽になった。大きなスクリーンで見ていたけど、とても興奮したよ!これから僕たちはシルバーストーンに行く。スピルバーグと並んで大好きなサーキットだ。マシンに施した新しいアップグレードを生かして、次戦ではレッドブルにもう少し挑戦できるといいね」
3位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「すばらしいレースができた。スプリント・レースに引き続き今日のレースも、速さを見せることができた。マシンの手応えはすばらしく、この位置に戻ってくることができてとてもうれしい。みんなが白熱したレースになったようだけど、今日のカルロス(サインツ/フェラーリ)とのようなバトルは何時でも楽しい。ここ数戦は苦戦していたので、この速さと感覚を取りもどすことができて安心した。でもまだ体力的には100%ではないので、次戦のシルバーストーンに向けて準備を進めたいと思う」
4位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「とてもいい一日だった!自分たちのレースペースには少し驚いた。フェラーリやレッドブルと戦えたことは素晴らしかった。さらに重要なのは、今日の主な目標だったアストン勢とメルセデス勢の両方に勝ったことだ。全体的にはいい1日だったし、多くのポイントも獲得できた。「このトラックは罰を受けやすい。僕たちはトラックをキープし、大きなミスもなく、時にはいいレースもできた。チームは今回も素晴らしい仕事をしてくれた。今日は間違いなくそのおかげでポイントを獲得できたので、アップグレードをもたらしてくれたファクトリーの皆さんに感謝する。彼らに大きな声援を送る」
5位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
「多かれ少なかれ、今日我々が達成できた最大限の結果だったと思う。ペース的にはランド(・ノリス)に非常に迫っていたし、メルセデスにも迫っていた。我々はハードでスタートすることで何か違うことを試みたけど、その後、VSCのせいで、第1スティントで長く走れるというアドバンテージがなくなってしまった。昨年はこのサーキットが僕らのマシンに合わなかったから、何か検討すべきことがあるのかもしれない。全体的には、スプリントウイークエンドで多くのポイントを獲得できた。シーズンは長いし、来週はシルバーストンでホームレースがある。素晴らしいコースなので全力を尽くすつもりだ」
6位:カルロス・サインツ(フェラーリ)※
「最終結果には満足していないけれど、今日はダブル表彰台に値すると思うし、とても堅実なレースだった。マシンとても速く、フィーリングは快適だったけど、1回目のピットストップのあと、タイムとポジションを落としてしまい、レースは妥協を強いられた。懸命にプッシュして挽回し、オーバーテイクもできたけど、残念ながらトラックリミットでペナルティを受けることになってしまった。結局、チェコからポジションを守るために全力を尽くしたけど、表彰台を守りきることはできなかった。見直すべき点はいくつかあるが、全般的にはこの進歩に満足しなければならないし、この方向に向かって前進し続ける必要がある」
7位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日は本当にチャレンジングだったし、ペースも期待通りではなかった。昨日に続いて、このグランプリではもう少し上を目指していた。ここで僕たちはパフォーマンスの底に到達すると確信している。バルセロナで乗っていたのと同じマシンなので、何が問題だったのか理解する必要がある。現時点でクルマが思うように動いていないのは確かだ。動き回るし、今週末は他のサーキットよりも少し悪く感じた。とはいえ、ペースは大幅に悪かったので、その原因を究明する必要がある。僕たちのパフォーマンスは明らかにサーキットに依存している。モントリオールとバルセロナでは良かったけど、それは前兆だ。シルバーストーンはオーストリアよりもバルセロナに似たサーキットなので、来週末のイギリスGPが楽しみだ。もっと強くなって戻ってくることを目指す」
8位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)※
「今日は最高の日ではなかった。これほど遅いとは予想していなかったし、今週末のパフォーマンスは驚きだった。理由はまだわからないけど、このトラックでいくつか改善すべき点が浮き彫りになった。今週末はリアエンドが強くないことはわかっていたので、バランスを保つためにフロントウイングをかなり削った。特定のコーナー、特にターン10では本当に苦戦してスライドしてしまい、どうすることもできなかった。それがトラックリミットで苦しんだ理由だ。両ストップでフロントウイングを追加し、クルマは戻ってきたけれど、それでもまだチャレンジだった」
9位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「今日はタフな1日だったけど、それでもチームとしてはまずまずのポイントを獲得してして週末を終えることができた。午後のVSCでストップするタイミングを少し間違えてしまい、ピットでいくつか順位を落としてしまった。その判断が残りのレースの戦略を決めてしまった。今にして思えば、VSCの2周目ではなく1周目にピットインすべきだった。だから、それを見直して学ぶ必要がある。コース上で反撃しながら、いくつかの良いバトルができた。特にターン3で角田(祐毅)をとらえたのは楽しかった。今はシルバーストーンに焦点を移している。カレンダーの中で最高のトラックの1つなので、数日以内にそこに戻るのを楽しみにしている」
10位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)※
「今日はできる限りのことをしたと思う。ポイント圏内に戻れたことは満足しているが、9位よりもっと上を目指しているので、望むところではない。最も近いライバルと比べて我々はペースに欠けており、それが今日も現れた。かなりプッシュしていたので、最終的には今日も他のクルマと同じように、トラックリミットにより5秒のペナルティを受けた。それはおそらく結果を変えるものではなく、ただ我々が前にいるジョージ(・ラッセル)ではなく、最後にランス(・ストロール)と戦ったとだけだ。シルバーストーンを本当に楽しみにしているし、チームのホームレースでは全体的にさらに力強い週末を過ごせると思う」
※
カルロス・サインツ +10秒 (4位→6位)
ルイス・ハミルトン +10秒 (7位→8位)
ピエール・ガスリー +10秒 (9位→10位)
カテゴリー: F1 / F1オーストリアGP / F1ドライバー