2024年F1 オーストラリアGP 決勝:トップ10 F1ドライバーコメント
2024年F1第3戦オーストラリアGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。
角田裕毅が7位に入賞を果たして新生RBチームに今季初ポイントをもたらしたレース。虫垂炎の手術で前戦を欠場していたカルロス・サインツJr.(フェラーリ)が、王者マックス・フェルスタッペンがリタイアしたチャンスを生かして自身3勝目を挙げ、シャルル・ルクレールも2位に続いて、スクーデリア・フェラーリが1-2フィニッシュを達成した。
1位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「なんというジェットコースター!すごくハッピーだよ!1周目からフィーリングが良くて、フリー走行でマックス(フェルスタッペン)をオーバーテイクした後は、力強いペースでゴールまで走り切って、今季初勝利を手にすることができた。クラッシュしてしまったジョージが無事だったこともうれしい。チームはワンツーに相応しい。FP1から最終ラップまで、ウイークを通じて素晴らしい仕事をしてくれた。完璧なレースを展開し、戦略も的確で、メカニックたちも毎回正確で素早いピットストップをしてくれた。みんなおめでとう!この勢いを日本につなげよう!バモス!」
2位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「チームにとって本当にいい週末だった。僕たちはポイントを最大化し、何も残さず、1-2フィニッシュとファステストラップを獲得することができた。カルロスは今日も堅実な仕事をした。僕のほうは、第1スティントがうまくいって、ピットストップでランド(ノリス)の前に出ることができた。1セット目のハードではグレイニングに少し苦しんだけど、2セット目のハードでは最後のスティントでペースを上げ、ランドとの差を管理することができた。シーズン序盤の3週末は、自分たちのポテンシャルを最大限に引き出すことができた。本当に良い気分であり、チームが過去数カ月間に費やしてきたすべてのハードワークの証だ」
3位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「今シーズン初の表彰台!僕たちにとってはとてもいい一日だった。3位、4位で多くのポイントを獲得できた。今日は僕たちのペースが良かったと思うけど、フェラーリとカルロスはとてもいい仕事をした。彼らには脱帽だ。彼らは週末を通して速かった。クルマのフィーリングは良かったし、今日はタイヤをうまくコントロールできたので、良い一歩だった。このサーキットが僕たちに合っているのは明らかで、プッシュしてスピードを少し引き出すことができた。でも、フェラーリとレッドブルはまだ僕たちより1歩も2歩も前にいるから、追いつく必要がある。信じられないほど一生懸命仕事をしてくれたマクラーレンのみんなには本当に感謝している。目標に近づいている。表彰台に上がれるとは思っていなかったけど、戻ってこれてうれしいし、チームを誇りに思う。また表彰台に上れることを願っている」
4位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
「P4。僕たちにとってはいい結果だ。終始、ペースは良かったと思う。ハードの最初のセットで少し苦労して、少しグレイニングが出ていて、ヒヤりとした瞬間もあった。チームのポイントという意味では、とてもいい1日だったと思う。僕のほうは、あまりやれることがなかったと思うので、とても満足しているよ。表彰台まであと少し。必ず実現してみせる。今日はランドが素晴らしい仕事をして3位を獲得した。全体として、ホームで成功した1週間だった」
5位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「金曜日のロングランでは苦戦し、土曜日に向けていろいろと打開策を試してみたけど、あまりうまくいかず、理想的なウイークエンドとはいえなかった。最初のスティントではバランスがいま一つで、リアのグリップがなく、リアタイヤをすっかり消耗し、2回目のスティントではフロントタイヤを消耗してしまいった。バランスが悪く、タイヤのデグラデーションのせいで守りに入ってしまい、フェラーリやマクラーレンとの対決に至らなかった。それに加えてグリッド降格ペナルティーも痛手だった。これがなければもう少し上位を目指せたと思う。今回はコースに左右されるレースだったけど、次回の鈴鹿ではトップを目指したいと思う」
6位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「今日は堅実なレースだった。ポイントを獲得できてうれしい。スタートは好調で、1周目にいくつか順位を上げて、その後は良いリズムに落ち打田。予想通り、デグラデーションが高くてタイヤのマネージメントが最大の課題だったけど、うまくタイヤをケアできたし、チームもレース戦略で良い仕事をしてくれた。マシンのペースはまだもう少し見つけなければならないけど、今持っているパッケージを最大限に活かすことができたと思う」
7位:角田裕毅(RB)
「チームのおかげで、ついにトップ10入りを果たすことができました。 本当にうれしいです! ウイークエンドを通してとても安定していて、マシンも感触がよかったので、落ち着いてレースに臨み、クリーンなレースでポイント獲得を目指していましたが、それを達成することができました。ミスがなかったことは、今後のレースに向けてチームにとっても私自身にとっても自信につながる重要なことです。クリーンなレースと言葉にするのは簡単ですが、これまでの2レースはフラストレーションがたまるものだったので、マシンの調整が功を奏して7位入賞を果たせたことに、とても達成感があります。レースごとに大幅に改善を重ねてくれたチームの仕事ぶりはとてもすばらしかったです。昨年のオーストラリアGPと今年との違いは、驚くほどです。マシンに対して大いに注いだ努力は報われました。ほかのチームが相当ペースを上げていたので、正直なところきついレースでしたが、パフォーマンスもチャンスも最大限に引き出すことができて、とてもうれしいです。そして、ジョージ・ラッセル選手(メルセデス)が無事と分かってよかったです。この結果を携えて次回の鈴鹿に臨めるので、日本のファンの皆さんに期待していただけるとうれしいです。F1のホームレースでポイントを獲得したことはないですが、マシンは好調なので、今年は再挑戦したいです。毎週、自分自身をリセットしていますが、マシンは昨年と違ってとても安定しているのは強みです。これまでのレースの教訓を活かしてチームにより貢献できるよう集中します。結果を分析し、リセットして鈴鹿でまた頑張ります!」
8位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
「ルイス(ハミルトン)がリタイアしたとき、バーチャルセーフティカーのタイミングは少しラッキーだった。その後、チェコ(ペレス)を抑えることができてとても満足した。DRSを使ってギャップを埋めることができた。シャルル(ルクレール)がピットから出てきたときに大きくタイムをロスしてしまった。その数秒が最後には砂金になった。終盤、ジョージがすぐに追いついてきた。彼が来ることはわかっていたし、5、6周はDRSの範囲内だったから、前にいるために予選のラップをこなしていた。ターン6からの立ち上がりスピードを最大にして、彼に対するディフェンスをしたかったんだ。レーシングドライバーなら誰でもすることだし、危険だとは感じていなかった。ハードではあったが、フェアなレースだっただけに、スチュワードからペナルティを受けたのは残念だ。それでもジョージが無事でよかった。トラックの真ん中で彼のマシンを見るのは気分の良いものではなかった。ペースという点では僕たちにとって最高の週末ではなかったけど、レースはうまくいった。良い戦略、信じられないほどのピットストップ、素晴らしい信頼性だった。おそらく今日は僕たちのペースに値する以上のポイントを獲得したと思うけど、ありがたく受け取るよ」
9位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
「最初のVSCに助けられたし、ピット出口での各ストップで1台ずつオーバーテイクできたことが今日の僕のレースにつながった。 VSCとチームワークも相まって、本当にハッピーだ。上位の1台がクラッシュして、フェルスタッペンもリタイアして9位と10位を獲得した。上位5チームがフィニッシュすれば、あとはあまり残らない。昨日の予選よりもマシンのフィーリングが良かったことが今日の励みになった。去年とは違うけど、このような形が現実的だ」
10位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「今回も素晴らしいチームワークで2台ともポイント圏内に入れた。VSCは僕には役に立たなかったけど、逆にニコをバトルに復帰させることができたし、ここで3ポイントを獲得できたのは素晴らしい。とても励みになるし、レースへの臨み方も変わった。去年はレース当日に目が覚めたとき、うまくいかないとわかっていた。今日、目が覚めて、僕たちには戦うチャンスがあると思っていたけど、それは本当でした。レースペースは予選よりも良かったし、この調子でやっていくしかない」
カテゴリー: F1 / F1オーストラリアGP / F1ドライバー
角田裕毅が7位に入賞を果たして新生RBチームに今季初ポイントをもたらしたレース。虫垂炎の手術で前戦を欠場していたカルロス・サインツJr.(フェラーリ)が、王者マックス・フェルスタッペンがリタイアしたチャンスを生かして自身3勝目を挙げ、シャルル・ルクレールも2位に続いて、スクーデリア・フェラーリが1-2フィニッシュを達成した。
1位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「なんというジェットコースター!すごくハッピーだよ!1周目からフィーリングが良くて、フリー走行でマックス(フェルスタッペン)をオーバーテイクした後は、力強いペースでゴールまで走り切って、今季初勝利を手にすることができた。クラッシュしてしまったジョージが無事だったこともうれしい。チームはワンツーに相応しい。FP1から最終ラップまで、ウイークを通じて素晴らしい仕事をしてくれた。完璧なレースを展開し、戦略も的確で、メカニックたちも毎回正確で素早いピットストップをしてくれた。みんなおめでとう!この勢いを日本につなげよう!バモス!」
2位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「チームにとって本当にいい週末だった。僕たちはポイントを最大化し、何も残さず、1-2フィニッシュとファステストラップを獲得することができた。カルロスは今日も堅実な仕事をした。僕のほうは、第1スティントがうまくいって、ピットストップでランド(ノリス)の前に出ることができた。1セット目のハードではグレイニングに少し苦しんだけど、2セット目のハードでは最後のスティントでペースを上げ、ランドとの差を管理することができた。シーズン序盤の3週末は、自分たちのポテンシャルを最大限に引き出すことができた。本当に良い気分であり、チームが過去数カ月間に費やしてきたすべてのハードワークの証だ」
3位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「今シーズン初の表彰台!僕たちにとってはとてもいい一日だった。3位、4位で多くのポイントを獲得できた。今日は僕たちのペースが良かったと思うけど、フェラーリとカルロスはとてもいい仕事をした。彼らには脱帽だ。彼らは週末を通して速かった。クルマのフィーリングは良かったし、今日はタイヤをうまくコントロールできたので、良い一歩だった。このサーキットが僕たちに合っているのは明らかで、プッシュしてスピードを少し引き出すことができた。でも、フェラーリとレッドブルはまだ僕たちより1歩も2歩も前にいるから、追いつく必要がある。信じられないほど一生懸命仕事をしてくれたマクラーレンのみんなには本当に感謝している。目標に近づいている。表彰台に上がれるとは思っていなかったけど、戻ってこれてうれしいし、チームを誇りに思う。また表彰台に上れることを願っている」
4位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
「P4。僕たちにとってはいい結果だ。終始、ペースは良かったと思う。ハードの最初のセットで少し苦労して、少しグレイニングが出ていて、ヒヤりとした瞬間もあった。チームのポイントという意味では、とてもいい1日だったと思う。僕のほうは、あまりやれることがなかったと思うので、とても満足しているよ。表彰台まであと少し。必ず実現してみせる。今日はランドが素晴らしい仕事をして3位を獲得した。全体として、ホームで成功した1週間だった」
5位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「金曜日のロングランでは苦戦し、土曜日に向けていろいろと打開策を試してみたけど、あまりうまくいかず、理想的なウイークエンドとはいえなかった。最初のスティントではバランスがいま一つで、リアのグリップがなく、リアタイヤをすっかり消耗し、2回目のスティントではフロントタイヤを消耗してしまいった。バランスが悪く、タイヤのデグラデーションのせいで守りに入ってしまい、フェラーリやマクラーレンとの対決に至らなかった。それに加えてグリッド降格ペナルティーも痛手だった。これがなければもう少し上位を目指せたと思う。今回はコースに左右されるレースだったけど、次回の鈴鹿ではトップを目指したいと思う」
6位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「今日は堅実なレースだった。ポイントを獲得できてうれしい。スタートは好調で、1周目にいくつか順位を上げて、その後は良いリズムに落ち打田。予想通り、デグラデーションが高くてタイヤのマネージメントが最大の課題だったけど、うまくタイヤをケアできたし、チームもレース戦略で良い仕事をしてくれた。マシンのペースはまだもう少し見つけなければならないけど、今持っているパッケージを最大限に活かすことができたと思う」
7位:角田裕毅(RB)
「チームのおかげで、ついにトップ10入りを果たすことができました。 本当にうれしいです! ウイークエンドを通してとても安定していて、マシンも感触がよかったので、落ち着いてレースに臨み、クリーンなレースでポイント獲得を目指していましたが、それを達成することができました。ミスがなかったことは、今後のレースに向けてチームにとっても私自身にとっても自信につながる重要なことです。クリーンなレースと言葉にするのは簡単ですが、これまでの2レースはフラストレーションがたまるものだったので、マシンの調整が功を奏して7位入賞を果たせたことに、とても達成感があります。レースごとに大幅に改善を重ねてくれたチームの仕事ぶりはとてもすばらしかったです。昨年のオーストラリアGPと今年との違いは、驚くほどです。マシンに対して大いに注いだ努力は報われました。ほかのチームが相当ペースを上げていたので、正直なところきついレースでしたが、パフォーマンスもチャンスも最大限に引き出すことができて、とてもうれしいです。そして、ジョージ・ラッセル選手(メルセデス)が無事と分かってよかったです。この結果を携えて次回の鈴鹿に臨めるので、日本のファンの皆さんに期待していただけるとうれしいです。F1のホームレースでポイントを獲得したことはないですが、マシンは好調なので、今年は再挑戦したいです。毎週、自分自身をリセットしていますが、マシンは昨年と違ってとても安定しているのは強みです。これまでのレースの教訓を活かしてチームにより貢献できるよう集中します。結果を分析し、リセットして鈴鹿でまた頑張ります!」
8位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
「ルイス(ハミルトン)がリタイアしたとき、バーチャルセーフティカーのタイミングは少しラッキーだった。その後、チェコ(ペレス)を抑えることができてとても満足した。DRSを使ってギャップを埋めることができた。シャルル(ルクレール)がピットから出てきたときに大きくタイムをロスしてしまった。その数秒が最後には砂金になった。終盤、ジョージがすぐに追いついてきた。彼が来ることはわかっていたし、5、6周はDRSの範囲内だったから、前にいるために予選のラップをこなしていた。ターン6からの立ち上がりスピードを最大にして、彼に対するディフェンスをしたかったんだ。レーシングドライバーなら誰でもすることだし、危険だとは感じていなかった。ハードではあったが、フェアなレースだっただけに、スチュワードからペナルティを受けたのは残念だ。それでもジョージが無事でよかった。トラックの真ん中で彼のマシンを見るのは気分の良いものではなかった。ペースという点では僕たちにとって最高の週末ではなかったけど、レースはうまくいった。良い戦略、信じられないほどのピットストップ、素晴らしい信頼性だった。おそらく今日は僕たちのペースに値する以上のポイントを獲得したと思うけど、ありがたく受け取るよ」
9位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
「最初のVSCに助けられたし、ピット出口での各ストップで1台ずつオーバーテイクできたことが今日の僕のレースにつながった。 VSCとチームワークも相まって、本当にハッピーだ。上位の1台がクラッシュして、フェルスタッペンもリタイアして9位と10位を獲得した。上位5チームがフィニッシュすれば、あとはあまり残らない。昨日の予選よりもマシンのフィーリングが良かったことが今日の励みになった。去年とは違うけど、このような形が現実的だ」
10位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「今回も素晴らしいチームワークで2台ともポイント圏内に入れた。VSCは僕には役に立たなかったけど、逆にニコをバトルに復帰させることができたし、ここで3ポイントを獲得できたのは素晴らしい。とても励みになるし、レースへの臨み方も変わった。去年はレース当日に目が覚めたとき、うまくいかないとわかっていた。今日、目が覚めて、僕たちには戦うチャンスがあると思っていたけど、それは本当でした。レースペースは予選よりも良かったし、この調子でやっていくしかない」
カテゴリー: F1 / F1オーストラリアGP / F1ドライバー