アストンマーティン・ホンダF1 「シェイクダウン準備完了」投稿が示す現在地
アストンマーティンはバルセロナで行われている非公開テストについて、木曜日から走行を開始するかどうかを依然として明確にはしていない。GPblogの取材に対し、シルバーストーン拠点のチームは「走行する意向はある」と述べるにとどまり、確定的なコメントは避けている。

チームは理由を公表しないままテスト最初の3日間を欠席しているが、週明けには新車AMR26で木曜と金曜に初走行を行う計画だと説明していた。

GPblogによると、この計画自体は変更されていないとされる一方、スカイスポーツF1は水曜日、「新車はスペインのサーキットで一晩かけて組み立て作業が続けられている」と報じている。

「All set for a shakedown.」の意味
こうした状況の中で、アストンマーティンは公式SNSに「All set for a shakedown.」と投稿した。直訳すれば「シェイクダウンの準備はすべて整った」という意味になる。

F1におけるシェイクダウンとは、新車が初めて走行可能な状態に達したかを確認するための、極めて初期的な実走チェックを指す。タイムを追う本格的なテストではなく、システムの作動確認や基本的な信頼性チェックを目的とした短距離・低負荷の走行が中心となる。

この表現が使われたことは、AMR26の組み立てが完了し、少なくとも「走り出せる状態」には到達したことを示唆している。一方で、どのタイミングで、どの程度の走行を行うかについては、なお慎重な姿勢が保たれている。

走行開始は金曜にずれ込む可能性も
スカイスポーツF1は、アストンマーティンが木曜日ではなく金曜日から走行を開始する可能性の方が高いと推測した。ただしGPblogは、この見方について「憶測に過ぎないとして否定された」と伝えている。

いずれにしても、アストンマーティンはすでに一定の走行機会を失っており、ウィリアムズと同様に、来月のバーレーンで行われる第2回テストでその遅れを取り戻すことになると見られている。なお、バルセロナでどのドライバーが走行を担当するのかについて、チームからの正式な発表はまだない。

今季はホンダ製パワーユニットへの切り替え初年度でもあり、慎重な立ち上がりは想定の範囲内と見る向きもある。一部では、シーズンが進むにつれて存在感を高めるダークホースになる可能性も指摘されている。

アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム ホンダ F1 本田技研工業

ウィリアムズは欠席判断に自信
一方、同じくバルセロナテストを欠席したウィリアムズについて、チーム代表のジェームス・ボウルズは、その判断が今季に悪影響を及ぼすことはないとの見解を示している。

「本当に変革を加速させたいのであれば、中途半端な位置にとどまっている意味はない。問題点を見つけ出し、それを非常に迅速に修正する必要がある。それがまさに我々がやっていることだ」とボウルズは語った。

「バルセロナを欠席するという決断には自信があるし、バーレーンでの最初のテスト、そしてメルボルンに向けた準備として正しい判断だったと確信している」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / アストンマーティンF1チーム / ホンダF1