F1:キミ・アントネッリ、ミラノ・コルティナ五輪の聖火ランナーを担当
アンドレア・キミ・アントネッリにとって、2026年1月はまさに目まぐるしい日々となっている。数時間前までイギリス・シルバーストンでメルセデスの2026年F1マシン「W17」のシェイクダウンに臨んでいた彼は、その直後にイタリアへ戻り、まったく別の大役を務めた。

若きボローニャ出身ドライバーは、パルマノーヴァで行われたイベントに招待され、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックに向けた聖火リレーのランナーを担当。間もなく開幕を迎える大会を前に、オリンピックの炎を次の走者へとつないだ。

この特別な経験について、アントネッリは次のように語っている。

「トーチを運ぶというのはとても重要なことだ。スポーツが持つすべての価値、つまりリスペクトやエネルギーを象徴している。人から人へエネルギーを受け渡していくようなもので、それこそが本当に素晴らしい機会だと思う」

アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

18歳という若さでこの役割を任されたことは、イタリアスポーツ界における彼の評価の高さを示すものでもある。規律と努力を積み重ね、F1という世界最高峰の舞台、しかもメルセデスのシートを掴み取った歩みが、今回の名誉につながった。

一方で、アントネッリのスケジュールは休む間もない。数日後には、スペイン・バルセロナ(モンメロ)で非公開のシェイクダウン初日に参加する可能性が高い。ここでは各チームが新型マシンの初期データを収集し、2月にバーレーン(サクヒール)で行われる公式プレシーズンテストに備える。

バルセロナでのシェイクダウンは1月26日から30日まで実施されるが、各チームが走行できるのは最大3日間に制限されている。メルセデスは初日月曜の走行を見送る見込みで、W17の本格的な走行はその後になるとみられる。ただし、天候次第では雨の影響を受ける可能性も残されている。

F1デビューイヤーを迎える準備と、オリンピックという国家的イベントでの大役。その両方をこなすアントネッリの2026年は、すでに濃密なスタートを切っている。

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カテゴリー: F1 / アンドレア・キミ・アントネッリ / メルセデスF1