アルピーヌF1チーム ジャック・ドゥーハンの2025年の起用を発表
アルピーヌF1チームは、ジャック・ドゥーハンを2025年のF1ドライバーとして起用することを発表。現在、チームのリザーブドライバーであるドゥーハンは、エステバン・オコンの後任としてピエール・ガスリーのチームメイトとなる。

オーストラリア人ドライバーのジャック・・ドゥーハン(21歳)は、レッドブルのジュニアチームを離れた後、アルピーヌF1チームに移籍し、2022年からアルピーヌのアカデミーに所属している。

そして、パドックがザントフォールトに再集結し、シーズン後半のスタートを切る中、アルピーヌF1チームは正式に、テスト兼リザーブドライバーであるジャック・ドゥーハンが抜擢されたことを発表した。

ジャック・ドゥーハンはここ数年、アルピーヌのF1マシンで多くの走行距離を積み、シート獲得に向けて準備を進めてきた。これまでにプライベートテストを数多くこなし、2022年と2023年のメキシコとアブダビ、そして今年初めのカナダとイギリスで計6回のFP1セッションに参加している。

「2025年にBWTアルピーヌF1チームのフルタイムレースシートに昇格できることをとても嬉しく思う」とジャック・ドゥーハンは語った。「チームの経営陣から信頼と信念を寄せていただいたことにとても感謝している」

「準備を整え、万全の体制を整えるために、これからやるべきことはたくさんある。その間、ステップアップに向けて、できるだけ多くの情報や知識を吸収できるよう最善を尽くすつもりだ」

「アルピーヌ・アカデミーの第一期生として、チームのレースシートを獲得できたことは非常に満足のいくものであり、この夢を実現するために私を支えてくれたすべての人に心から感謝している」

「興奮する瞬間であり、家族にとって誇らしい日だ。すべてを吸収し、陰で一生懸命努力することを楽しみにしている」

アルピーヌF1チームジャック・ドゥーハンとピエール・ガスリーは来季、アルピーヌF1チームでチームメイトとなる。

アルピーヌF1チームのチーム代表に新たに就任したオリバー・オークスは、自身が率いるハイテックGPのジュニアチームでジャック・ドゥーハンをアジアF3に参戦させた経験があり、今回のニュースに自身の熱意を表明した。

「我々は、来シーズンからジャックをレースシートに昇格させることを非常に楽しみにしており、そうすることで、彼にF1でそのスキルと才能を発揮する機会を与えることができる」とオリバー・オークスは語った。

「ジャックは、アルピーヌ・アカデミーからチームのレースドライバーポジションに昇格した最初のドライバーとなるので、チームとその若手ドライバー育成プログラムにとって非常に喜ばしいことだ」

「個人的には、2019年にジャックと一緒に仕事をしたことがあり、彼の才能とポテンシャルを十分に理解している。彼は裏方でも非常に努力家で、その献身はチーム全体から高く評価されている」

「ピエールとともに、若さあふれるエネルギー、経験、そして純粋なスピードの組み合わせがうまく調和した、バランスのとれたドライバーラインナップとなった」

「ジャックとピエールと共に仕事ができることを楽しみにしている。そして、クルマの開発を続け、チームをグリッド上位に押し上げたい」

アルピーヌF1チームは、ジャック・ドゥーハンが今シーズンもリザーブドライバーとして、2022年仕様のA522での定期的なテストや、一部のレース週末におけるチームのシミュレーターでの任務を継続することも付け加えた。




このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / アルピーヌF1チーム / ジャック・ドゥーハン