フラビオ・ブリアトーレ アルピーヌF1チームにアドバイザーとして加入との報道
フラビオ・ブリアトーレがアルピーヌF1チームでF1界に復帰する可能性があるとイタリアのメディアが報じている。

華やかだが、同時に物議を醸したフラビオ・ブリアトーレは、2008年にルノーのドライバーであるネルソン・ピケJr.がチームメイトのフェルナンド・アロンソの勝利を助けるためにシンガポールで故意にクラッシュしたクラッシュゲート・スキャンダルの後、F1から追放された。

その後、ブリアトーレに課せられた永久追放処分は取り消され、彼はパドックに定期的に登場するようになった。

ブラビオ・ブリアトーレは、ベネトン時代にもチームを率い、ミハエル・シューマッハが1994年と1995年にドライバーズタイトル、1995年にコンストラクターズタイトルを獲得するのを支援した。

Corriere della Seraは、ルノーのルカ・デ・メオ会長がブリアトーレにエンスストンにトラックサイドでの運営に大きく関与しないアドバイザーとしてエンストンに復帰するよう依頼したと報じている。ブリアトーレは、アルピーヌが激動の時期を経て再建を目指す中、デ・メオからのオファーを受け入れたとされている。

「チームとして、全体的なパフォーマンスの向上を目指して、多くの業界の専門家と頻繁に連絡を取っています」とアルピーヌF1チームの広報担当者はにRacingNews365に語った。

「当社は関連するあらゆる情報を考慮し、必要に応じて経験と実績のある人々からアドバイスを求めます。個別の問題についてはコメントできません」

アルピーヌF1チーム

アルピーヌF1チームに大きな変化
過去1年以内に、CEOのローラン・ロッシ、チーム代表のオトマー・サフナウアー、スポーティングディレクターのアラン・パーマメイン、テクニカルディレクターのマット・ハーマン、空力責任者のディルク・デ・ビアが全員チームを去り、2024年のA524マシンは重量オーバーであることが判明した。

マシンの軽量化は順調に進んでおり、過去3戦のうち2戦でポイントを獲得している(マイアミとモナコでそれぞれエステバン・オコンとピエール・ガスリーが10位)。

また、マクラーレンを去ったデビッド・サンチェスの加入により、技術陣も強化されている。

その一方で、F1モナコGPでは、エステバン・オコンがピエール・ガスリーに同士討ちをしてリタイアし、懲罰交代も噂されるなど、ドライバー管理に問題が見られている。

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カテゴリー: F1 / アルピーヌF1チーム