フェルナンド・アロンソ インディ500
フェルナンド・アロンソは、インディ500というイベントに没頭したいとの願望を語った。

F1のビッグイベントであるモナコGPを欠場し、伝統のインディ500への参戦を選んだフェルナンド・アロンソ。

3年目を迎えたマクラーレンとホンダだが、プレシーズンテストから信頼性と競争力を発揮できず、アロンソは2戦連続でリタイアで終えている。

だが、フェルナンド・アロンソは、モナコGPを欠場する決断をしたからといって、F1へのコミットメントが薄れているわけではないと語る。

「いいや、インディは1回限りのレースだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

インディ500とモナコGPの日程が重なっていることについて、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「残念ながら、2つの別々のイベントで1人のドライバーを走らせるのは不可能だ」とほほ笑んだ。

マクラーレンとホンダとの契約は今シーズン末で終了することから、フェルナンド・アロンソのインディ500参戦はF1から気持ちが離れていることの兆候だと解釈された。

「これが契約更新に影響するか? マクラーレンに近づくわけでも、F1から離れるわけでもない。そのような感覚はない」とフェルナンド・アロンソは El Mundo Deportivo にコメント。

フェルナンド・アロンソは、F1へのコミットメントは高いままであり、“自分がベストであり、これまでよりもうまく準備ができていることを証明する”ことが目標だと語る。

「僕のメインの目的は3度目のワールドチャンピオンを戦うことだ。それは疑いないことだ。F1は僕の人生だし、続けていくつもりのものだ。僕のスキルのすべてはF1で習得した。一晩で他のカテゴリーのドライバーよりも良くなるとは思えない。外側からは感じているようなフラストレーションはない。もちろん、勝ちたいけど、他の誰かが感じているようなフラストレーションではない」

ただ、今週末はF1バーレーンGPが開催されるが、マクラーレン・ホンダがすぐに競争力をつけるとは考えられず、気持ちはアメリカへと飛んでいるかもしれない。フェルナンド・アロンソは、来週末のインディカー第3戦バーバーを訪問する予定となっている。

また、フェルナンド・アロンソは、インディ500の休息日をシカゴで過ごすというザク・ブラウンをオファーを断っており、イベント期間はアンドレッティ・オートスポーツと一緒にインディ500の経験に没頭したいと強調した。


「イベントは14日間だし、F1と比較してかなり異なる。たくさんのフリープラクティスがあるし、トラックでの時間を最大にしたい。でも、それ以外のコミットメントやメディア活動、ファン活動も楽しむつもりだ」

「僕たちはロビーで話し合っていて、僕には2~3日フリーな日があったので、ザクはちょっとリラックスするためにシカゴの別の都市にいくことを提案した。でも、僕はノーと言った。モーターホームで14日間そこに滞在して、スタッフと一緒にバーベキューをしたり、通常の場所にいるつもりだ」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / インディカー