フェルナンド・アロンソ 「F1ではイギリス人ドライバーが優遇されている」
2回のF1ワールドチャンピオンであるスペイン出身のフェルナンド・アロンソは、今シーズン、数回にわたってスチュワードを含めたF1関係者のジャッジメントの公平性に疑問を呈してきた。
フェルナンド・アロンソは、マクラーレン時代にチームメイトだったルイス・ハミルトンを代表するイギリス人ドライバーが優遇されており、マックス・フェルスタッペンのような他国出身のドライバーよりもはるかに楽に戦うことができると考えている。
「今シーズン、英国のマシンが再び稼働していることがわかる」とフェルナンド・アロンソは語った。
「マックスはそれに非常にうまく対応している。非常に興味深いチャンピオンシップだ。コース外でもね」
今年、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンは2回のクラッシュを喫している。40歳のフェルナンド・アロンソは、シルバーストンとモンツァでのクラッシュを比較することで、彼の主張を説明した。
「あの2つのインシデントを見てみてほしい」とフェルナンド・アロンソは語った。
「僕の意見では、それらは平等に扱われていない」
F1イギリスGPでは、高速コプスコーナーでの接触により、マックス・フェルスタッペンがウオールにクラッシュ。ルイス・ハミルトンには10秒加算ペナルティが科されたが、大きなペナルティにはならず優勝。フェルスタッペンは短い入院をしたが、レッドブル以外は大きく騒ぎ立てることはなかった。
一方、フェルスタッペンのマシンがルイス・ハミルトンのマシンに乗り上げる形で両者リタイアとなったF1イタリアGPでは、フェルスタッペンに次戦での3グリッド降格ペナルティが科され、安全性を軸にして多くのことが報じられた。
「シルバーストンの後、レッドブルが介入したが、それ以外はすべてかなり落ち着いていた」とフェルナンド・アロンソは語る。
「モンツァのクラッシュ後、さらに多くの話があった」
「マックスは次のレースでもペナルティを受けた。誰もそれを理解していないと思う」
「しかし、それは特定の地区から受けるプレッシャーの一部だ」
だが、フェルナンド・アロンソは、2021年の世界選手権の主人公の両方を賞賛し、リスペクトしていると主張する。
「彼らは毎週末最高レベルにある」とフェルナンド・アロンソは語った。
「ウェットでも、ドライでも、風が強いかどうかに関わらずね」
カテゴリー： F1 / フェルナンド・アロンソ / アルピーヌF1チーム
