F1 フェルナンド・アロンソ マクラーレン ルノーF1 2018年のF1世界選手権
フェルナンド・アロンソは、マクラーレンが2018年のF1開幕戦までに準備できなかった数多くの新しいパーツを導入したときには明確な進歩を果たせると期待している。

今年からルノーのカスタマーとなったマクラーレンは、今シーズン中にレッドブルと戦いたいとの願望をこうしていたが、開幕戦では予選でレッドブル BR14から1秒遅れでシーズンのスタートを切った。

予選では2台揃ってQ2敗退を喫したが、フェルナンド・アロンソは抜きにくいアルバート・パークの特性を生かして5位でフィニッシュ。ストフェル・バンドーンも9位に入り、新生マクラーレン・ルノーはダブル入賞でシーズンを終えている。

マクラーレンは、冬季テストで信頼性トラブルが多発したことでその修正に追われ、数多くのアップグレードに遅れが生じた。フェルナンド・アロンソはそれらが導入されれば、マクラーレン MCL33からより多くのことを引き出せるようになると考えている。

「もちろん、チームは過去3年間本当に懸命に頑張ってきた。冬の間もね」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「彼らは昨年からエンッジンを変更しなければならなかったし、クルマのリア全体、ギアボックスなどあらゆるパーツを再設計しなければならなかった」

「タイトだったし、オーストラリアで導入したかったパーツのいくつかは時間内に完成しなかった。何か月間も1日24時間働いても十分ではなかったからね。でも、僕たちは戦えるレベルにいたし、2台揃ってポイントを獲得したので、非常に誇りに思えると思うし、チーム全体に感謝しなければならない」

「僕たちのレースペースはだいたい予想していたとおりだと思う。僕たちは予選よりもレースペースの方が速かったけど、今はまだいくつかのパーツが欠けているのでクルマからすべてを引き出せているわけではない。僕たちのカーブの最下点にいると思う。実際に改善しなければならないとはたくさんあるし、できるだけ早くにレッドブルに近づくためには今後数戦でアップグレードをもたらす必要がある」

フェルナンド・アロンソは、ルノーと長期的に仕事をしているレッドブルと比較して、マクラーレンがまだルノーとのパートナーシップを始めたばかりであることを見落とすべきではないと語る。

「マクレーンが良くなっていくのは間違ないことだ。クルマにはまだ解放できていない多くのポテンシャルがある。オーストラリアでも言ったように、マクラーレンとルノーのパワーユニットのコンビでの初レースだったし、もっと多くのポテンシャルがある」
「バーレーンではまた前進できることを期待している。レッドブルが次のターゲットになるだろう」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / マクラーレンF1チーム