F1 マクラーレン フェルナンド・アロンソ2018年のF1世界選手権 カタロニア・サーキット
マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、F1バルセロナ合同テスト3日目に11周を走行。この日で唯一タイムを計測した。

テスト3日目を迎えたカタロニア・サーキットには雪が舞い、メディカルヘリコプターが飛ぶことができなかったためセッション開始は3時間の遅れ。その後も雪は激しい雨に変わったため、走行するマシンはほとんどいなかった。

フェルナンド・アロンソは全マシンに先駆けてインスタレーションラップを完了し、雨が弱まった残り1時間で再び走行を再開。2回のタイム計測を実施して2分18秒545をマーク。最終的に11周を走行した。

フェルナンド・アロンソは、「今日はタイミングボードで最多ラップのマシンになれて嬉しいよ! 僕たち全員が冬季テストのタイムシートがそれほど重要ではないことはわかっているけど、トップにいるのはいつだっていいことだね」とコメント。

「気象条件が悪く、一日中困難な状況だった。雪も降っていたしね。ノーマルなテスト日ではなかったのは確かだし、多くの人たちが走行しないという決断をした。それでも、僕たちにとってこの新しいパッケージでの非常に早い段階なのでいくつかクルマのチェックを行ったし、僕たちは全てのラップで物事を学んでいる。午前中はガレージ内でバックグラウンドチェックをすることにした。クルマのパフォーマンスにとっては重要ではないかもしれないけど、それでも僕たちにとっては良い学習になる」

「最終的に僕たちが行った数周からでも今後の開発のための良いデータを収集することができたし、少ししか走行していなかったけど、得られた情報は非常にポジティブだった。全員にとって難しいテスト日だったけど僕は満足しているし、僕たちはそれを最大限に生かしたと思う」

マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「今日、我々全員が直面した困難なコンディションを考えれば、いくつか有益な情報を収集して一日を終えることができたことに満足している」とコメント。

「再び典型となるような走行ができなかったのは残念だったが、我々は午前中のガレージ、そして、トラックが乾き始めた午後遅くの両方で自分たちの時間を最大限に活用するためにプログラムを調整した。午前中はガレージ内でテストを実行した。特にエキサイティングでもパフォーマンスに関連するものでもなかったが、経験を積んで、テスト項目にチェックを入れられたことは有益だった」

「フラッグが振られる前にフェルナンドがコンディションを評価し、クルマのより有益な相関とコンポーネントテストを実施するためにトラックに戻ることができたのはポジティブだった」

「チャレンジではあったが満足している。今日、我々は時間を効率的に使用した。明日はより多くの雨が降ると予報されているがもっと暖かい気候のなかでより有益な走行ができることを期待している」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / マクラーレンF1チーム