ハイメ・アルグエルスアリ (トロ・ロッソ)
ハイメ・アルグエルスアリが、F1イタリアGPへの意気込みとモンツァの印象を語った。

ハイメ・アルグエルスアリ (トロ・ロッソ)
今はテストができないので、まだ成長の段階。一歩一歩、前進している状況だ。クルマに乗るたびに何かを学び、理解を深めて、スピードを伸ばしている。現状には満足している。今一番難しいのは予選だ。ひとつのタイヤで、特定の燃料搭載量で、全てを1周で出し切らなければならない。土曜日の午後の予選で完ぺきな周回が走れなければ、満足できるレースが戦えないことになる。新人の僕にとっては、新しいタイヤで最高のパフォーマンスを発揮するのが一番難しいことだ。

コースの外の仕事も、F1は他のフォーミュラと比べてとても複雑だ。でも慣れてきている。これまでにも、次のカテゴリーに移ったり、チームが変わったりして、違う考え方に慣れなければならなかった経験がある。F1は技術的なミーティングも多いし、メディア関係の仕事も多い。3レースを経験した今、次第にそれが自然なことのように感じている。

この経験を僕はとてもエンジョイしている。例えば先週末のスパでは、雨の中を走るのがとても楽しかった。でも時には辛いこともあるし、自分がF1に出場しているのが信じられないこともある。このシーズンが終わる頃になれば、立ち止まって、自分が本当に世界のトップドライバーたちとF1を戦っているんだと実感できるのかもしれない。

来週末のモンツァのレースが楽しみだ。モンツァのコースは好きだし、過去にも良いレースをしている。今の僕にとって重要なのは、ただモンツァで良い仕事をすること。そして、技術を磨いてスピードを上げていきたい。

開催日程:2009年 F1 イタリアGP

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カテゴリー: F1 / ハイメ・アルグエルスアリ / トロロッソ