アレクサンダー・アルボン F1オーストラリアGP「縁石でフロントが浮いた」
アレクサンダー・アルボンが、2024年F1第3戦オーストラリアGPのフリー走行1回目のクラッシュについて語った。

アルボンはアルバート・パークで行われた金曜のオープニングセッション開始から3分の2ほど進んだところでターン6の出口でマシンのコントロールを失い、出口で縁石に乗り上げスピンしてコースの反対側の壁に激突した。

ターン8でドリフトしてレーシングラインを横切り、2度目のコンクリートバリアに接触した後、アルボンはすぐに無傷であることを報告したが、FW46には大きなダメージがあった。

その結果、アルボンはその後のFP2セッションを欠場せざるを得なくなり、ウィリアムズは今週末手元にスペアのシャシーがないことを認めた。結局、1台のマシンでしか競争できないことになり、実績のあるアルボンにローガン・サージェントのマシンを託すことになった。

1台体制での出場という決断が下される前、アルボンはこの事故について「ちょっと探検して、ワイドになって、ある意味ちょっとアグレッシブに縁石にヒットしたら、フロントが浮き上がってしまった」と自分の視点から説明した。

「正直なところ、そのときは何も考えていなかった。『大丈夫、手を引いて、車を着陸させよう』と思ったけど、着地したときにかなり底をついてしまって、底をついたときにウォールに吐き出された」

「もちろんイライラするし、ファクトリーやトラックのみんなには申し訳ないと思っている。かなりのダメージなので修理できるか見てよう」

シャシーがもう1台ないことを考えると、ダメージの程度はどの程度なのか、また今後の週末に向けてどのようなポジションになるのかを尋ねられたアルボンは、「正直に言えば、救えるものはあまりない」と付け加えた。

「我々は現在、ダメージを負った箇所を確認しながら対応中です。難しいことになるだろう、厄介なことになるのは確かだ。それだけに非常に悔しい。正直なところ、今日もう少し経ってみないと何とも言えない」

アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ・レーシング

欠場が決定したサージェントに関しては、タイムシート上では13番手で一日を終えたが、2回目のプラクティスでのミスでミディアムタイヤのセットが台無しになり、有意義なロングランデータが得られないままウィリアムズを去ったことを悔やむことになった。

「それは役に立たない」とサージェントは状況を認めた。「あのミディアムタイヤを失ったことは間違いなく大きなミスだった。もちろん、その瞬間はそんなこと考えてなかったけど、後から『ああ、本当にそれが必要だった』て思った」

。でも、それが現実なんだから、今あるものを最大限に活用していく。重要なデータがいくつか欠けているのは確かだけど、いいニュースとしては、僕たちのクルマはショートランよりもロングランのほうが全般的にいいし、ショートランもいい感じだということだ」

「他のチームから得たデータを使って、タイヤの寿命やその他のことを調べてみる。今夜はいくつかやるべきことがあるが、悪い状況ではない」



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カテゴリー: F1 / アレクサンダー・アルボン / ウィリアムズ・レーシング / F1オーストラリアGP