アレクサンダー・アルボン 「冬季テストでやっとF1マシンで実験ができる」 / レッドブル・ホンダF1
レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、2020年のF1世界選手権に先立ってレッドブルの新車『RB16』についてできるだけ多くのことを学べるようにプレシーズンテストで深く掘り下げていきたいと語る。

今年トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、夏休み後にピエール・ガスリーに代わってレッドブルに昇格。

F1ブラジルGPのレース終盤にルイス・ハミルトンに接触されたことでノーポイントに終わった以外はすべてのレースでポイントを獲得し、デビューシーズンをランキング8位で終えた。

だが、シーズン途中でレッドブル・ホンダに移籍したことで、RB15に精通する時間をほとんど得ることができず、レース週末にもセットアップを試す機会はほとんどなかった。

2020年もレッドブル・ホンダへの残留が決定したアレクサンダー・アルボンは、2月にバルセロナで開催される6日間のプレシーズンテストでは、新車RB16を深く掘り下げていくことを決意していると語る。

「グランプリの週末にそれほど変更することはできない。そこに夢中になってリスクを冒すことはできないからだ」とアレクサンダー・アルボンは語る。

「でも、すでにチームは僕がマシンに望んでいるものを本当に理解していると思う。そこが僕たちが本気で集中していける部分だ。当然、テストの雰囲気は少し違ったものになるだろう」

「FP1とFP2のように、セッションとそのようなことの間に4時間しなない場合とは異なり、より良い比較ができる」

プレシーズンテストは、マシンで様々なことを試す多くの機会を提供するが、史上最多の22戦で開催される2020年はプレシーズンテストが8日間から6日間へと削減され、時間は刻々と過ぎていく。

「なので、コース上で本当に良い時間を過ごせるだろう。自分の時間、スケジューリング、そしてそれを最大限に活用することに本当に集中しなければならない非常に重要な時間だ」

「学習する時間であり、実験する時間だとも言える。メルボルンに着くまでにテストのためにたった3日間しかないので、まだ制限されているけど、もちろん、何もないよりはましだ」

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