アルボン 「レッドブル・ホンダ移籍は降り出しに戻ったような感覚だった」
アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダへのシーズン途中での移籍は、ルーキーシーズンが“振り出しに戻った”ような感じだったと振り返る。

アレクサンダー・アルボンは、日産とのフォーミュラE契約を解消して、レッドブルのジュニアチームであるトロロッソからF1デビュー。シェイクダウンテストまでF1マシンを走らせたことすらなかった。

しかし、アレクサンダー・アルボンはシーズン前半のサプライズともいえるパフォーマンスを発揮。レッドブル・ホンダで期待された結果を残せなかったピエール・ガスリーに代わり、後半戦からマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・ホンダに昇格を果たした。

9戦中8戦でトップ6フィニッシュを果たす成績を残したアレクサンダー・アルボンは、2020年もレッドブル・ホンダのF1ドライバーを務めることが決定している。

アレクサンダー・アルボンは、2020年も同じチームに所属できることは安定性を大幅に向上させることになると考えている。

「今はF1に慣れてきている。少なくともF1の環境にはね。もう少しノーマルなものになるはずだ」

「今年はそれほどノーマルだとは感じられなかった。トロロッソと一緒に、F1、そして、F1がそのように動いているのかについて、かなりのことを学んだという感じだった。

「そして、それが変わった。まるで少し振り出しに戻ったような感覚だった」

「でも、少なくとも今はリアルに強固な基盤があるし、メルボルンに向けてより安定して取り組むことができる」

アレクサンダー・アルボンは、オフシーズンの仕事の仕方は変わらないと語る。来年、レッドブルとシーズンをスタートするときも、グランプリデビューしたときと“同じ考え方”で臨み、セッションごとにチームと特定のエリアをプッシュして進歩していくことが目標だと語る。

それでも、今年はシーズン中の移籍によって改善幅が限られていたため、来年はプレシーズンからマシンに取り組めることを異なる部分で楽しみにしていると語る。

「グランプリの週末にそれほど変更することはできない。そこに夢中になってリスクを冒すことはできないからだ」とアレクサンダー・アルボンは語る。

「でも、すでにチームは僕がマシンに望んでいるものを本当に理解していると思う。そこが僕たちが本気で集中していける部分だ。当然、テストの雰囲気は少し違ったものになるだろう」

「FP1とFP2のように、セッションとそのようなことの間に4時間しなない場合とは異なり、より良い比較ができる」

「なので、コース上で本当に良い時間を過ごせるだろう。自分の時間、スケジューリング、そしてそれを最大限に活用することに本当に集中しなければならない非常に重要な時間だ」

「学習する時間であり、実験する時間だとも言える。メルボルンに着くまでにテストのためにたった3日間しかないので、まだ制限されているけど、もちろん、何もないよりはましだ」

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カテゴリー: F1 / アレクサンダー・アルボン / レッドブル・レーシング / ホンダF1