レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ 室屋義秀
室屋義秀が、アブダビで開催された2018年のレッドブル・エアレース・ワールドシリーズ開幕戦で2位表彰台を獲得した。

昨年、悲願のシリーズチャンピンを獲得した室屋義秀。ディフェンディングチャンピオンとして迎えた開幕戦。予選を4位で通過した室屋義秀は、Rd14で53.417秒(ノーペナルティ)を記録し、ピート・マクロード選手(カナダ)に勝利。

Round of 8では53.981秒(ノーペナルティ)を記録し、ベン・マーフィー選手(イギリス)に勝利してFinal 4に進出。53.985秒(ノーペナルティ)を記録し、今シーズン初戦で2位を獲得した。

優勝は53.695秒を記録したマイケル・グーリアン(アメリカ)。2009年のブラペスト以来、8年ぶりの優勝を飾った。

1位:マイケル・グーリアン
2勝目を挙げるまで長い時間がかかったが、素晴らしい気分だ。レースウィークを通じてスピードと保てていた。予選も決勝レースも興奮と共に臨んだが、興奮しすぎてはいけないということは理解していたので、一歩ずつ着実に進むことを心がけた。今日は良い結果が出せる感触があったが、皮算用はしたくなかった。今後も安定したフライトを続けて、勝利を重ねていきたいと思っているが、目標はファイナル4に進出しポイントを重ね、タイトル争いに残り続けることだ。

2位:室屋義秀
キャリア初の2位なのでハッピーです。アブダビでは安定してスピードを出せていたので、何も変えませんでした。新たなチャンピオンシップに向けて素晴らしいスタートを切れたと思います。チームも自分も今日の結果には満足しています。新しいシーズンを良い形でスタートできました。

3位:マルティン・ソンカ(※)
非常にタフなレースだった。スタートは良かったが、徐々にスピードを失ってしまい、システムの問題も発生した。思っていたようなパフォーマンスができなかったので、心の底からは喜べていない。ただし、全員の実力が拮抗している中での3位には満足している。
※:ソンカは、レース後にパルクフェルメで行われた機体検査でエンジンのルール違反が発覚して4位に降格した。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ