ピエール・ガスリーとカルロス・サインツ、6位の座をかけて最終戦へ
ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)とカルロス・サインツ(マクラーレン)は、ドライバーズ選手権6位の座をかけて最終戦アブダビGPに臨む。

前戦F1ブラジルGPでは、ピエール・ガスリーが2位、カルロス・サンツが3位とそれぞれF1初表彰台を獲得。最終戦アブダビGPを控えて95ポイントと同点で並んでいる。

101戦目にして初表彰台を獲得したカルロス・サインツは、アブダビでの決戦にむけて“慎重”になっていると語る。

「僕たちはできる限り自信を持っているけど、同時にもちろん慎重にもなっているし、最終戦で何が起こるのか決して知ることはできない。6位を争っていることは、すでにちょっと成功しただと考えている」とカルロス・サインツはコメント。

「ミッドフィールドで6位を争うことになるなんて思ってもいなかったのでちょっとしたボーナスだ。7位を争えるとは思っていたけどね。今、僕たちにはそのチャンスがあるし、自分自身でそのチャンスを作り出した。それを手にしたいと思っている」

前戦でルイス・ハミルトンとの攻防を制して2位表彰台を獲得したピエール・ガスリーは“完璧な週末”を目指していると語る。

二人は2014年にフォーミュラ・ルノー3.5でタイトルを争い、そのときはカルロス・サインツが勝っている。

「僕たちが戦うのは初めてではない!」とピエール・ガスリーは語る。

「チャンピオンシップの順位をかけて最終戦に臨めるのは本当にエキサイティングなことだと思う。カルロスとマクラーレンはシーズンを通して速かったし、安定していたので、厳しい戦いになると予想しているし、最後まで6位を維持するために完璧な週末を遂行することが僕たちの仕事になるだろう」

だが、ランキング6位は二人だけの戦いではない。レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンも11ポイント差で二人に迫っている。

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カテゴリー: F1 / F1アブダビGP / カルロス・サインツJr. / ピエール・ガスリー