トヨタ F1撤退の可能性を示唆
トヨタは、来シーズン導入される予算キャップの計画にかなり大きな妥協がなけれなければ、2010年のF1世界選手権に参戦しない可能性があることを明らかにした。

現在、導入が予定されている予算キャップでは、F1に2つのテクニカルレギュレーションが存在することになり、多くのチームが懸念を表明している。

そんな中、トヨタF1チームのジョン・ハウエットは、チームが現在、来年を確約するポジションにいないことを明らかにした。

「発表された規約では、エントリーを提出することはできない」とジョン・ハウエットは語る。

「F1における理事会のプロセスに関して懸念がある。スポーティングレギュレーションとテクニカルレギュレーションの中で議論する領域が定められているが、我々はそれらが適用されているとは感じない」

「トヨタの見解としては、将来を約束する前に、説明が必要な懸念が多くある。我々はF1環境のなかでも良い企業市民であると信じているが、現在、我々は将来行うことにおいて、ゆっくりと懸命に考えなければならない」

今月末にトヨタがエントリーを提出するかについて、ハウエットは以下のようにコメントしている。

「かなり大きな変更がない限り、エントリーしない可能性は大いにあると言える」

あとから参戦できる可能性はないわけではないが、2010年のF1へのエントリーは5月29日が締め切りとなっている。

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カテゴリー: F1 / トヨタ