ピレリ
ピレリは、今年でF1契約との契約が終了するが、最近の状況に不満を強めており、F1は土壇場で2014年からのタイヤ供給元を探さなければならないかもしれない。

開幕戦以降、今年ピレリが導入したデグラデーションの激しいタイヤを非難するチームがあり、加えて、デラミネーション(剥離)問題も発生。ピレリ側は、タイヤの変更を申し出ているが、全チームの同意は得られていない。

そして、ピレリは今後3戦に持ち込むタイヤコンパウンドを発表したが、硬いコンパウンドの選択に、今後は“保守的”との非難の声が挙がっている。

ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーは、チーム側の協力不足に不満を述べており、20日(木)には、メルセデスとの秘密テスト“テストゲート”の件でパリの国際法廷に出廷する。

ポール・ヘンベリーは、ピレリの代表がF1参戦の要素に「不満を抱いている」と認めた。

「我々は、これからの期間、ムードがどのように変わるかを確認するために状況の進展を見守るつもりだ」

「『狂気の沙汰が、出て行く』と言うのが簡単な反応だろうが、我々はソリューションを提供することを望む企業だ」

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カテゴリー: F1 / ピレリ