マクラーレン F1イタリアGP
マクラーレンは、F1イタリアGPの決勝レースでジェンソン・バトンが2位、ルイス・ハミルトンがリタイアだった。

ジェンソン・バトン (2位)
「精神的にとてもタフなレースだったし、後ろからのチャレンジを防ぐのはトリッキーだった。レース前半はフェルナンド(アロンソ)がどこにいるかを見るためにミラーとテレビスクリーンを見ることに費やしていた。1周目に他のクルマと接触してディフューザーにダメージを負っていたのはレースが終わるまでわからなかったし、ペースに影響を与えていたかどうかはわからない。でも、僕にはダウンフォースレベルがあったので、コーナーで前に出られると思っていた。その代わり、クルマはかなり落ち着かなかったけどね。そのため、出来る限りスムーズに運転しなければならなかったし、ミスはできなかった」

「ピットストップのタイミングは間違った判断だったかもしれないけど、チームは新品のプライムタイヤの方がオプションよりも速いと感じていた。でも、新品タイヤではあまりグリップを見いだせなかったし、少しタイムを失ってしまった。フェルナンドが僕の前に出てくるのを見たときはとても落ち込んだよ」

「全体的に、僕たちには勝てるペースがなかった。でも、今週末が良い週末だったのは間違いないね。多くのポイントを獲得できたし、僕のワールドチャンピオンの望みのためには2位はとても有益だ。まだ5レースあるしね」

ルイス・ハミルトン (リタイア)
「スタートは良かったし、4位までポジションを上げられた。その時点でしばらくそこに留まるべきだったかもしれない。でも、ターン4でフェリペ(マッサ)のインサイドにクルマを入れて、3番手を得ようとしていた。少しやりすぎたかもしれない。ある方向にクルマを置こうとしていたけど、フェリペに近づき過ぎてしまい、彼の左リアに僕の右フロントが当たってしまった。そのあとクルマはダメージを負ってしまい、どうするこもできなかった。ベストを尽くしていたけど、うまくいかないこともあるよ」

「今日は残念だったし、チームに謝りたい。でも、チャンピオンシップが終わったわけではない。今日のような日が助けにならないことは認めなければならないけどね。良かったのはジェンソンが僕たちのために多くのポイントを獲得してくれたことだ。でも、今はすでにシンガポールに完全に集中しているよ」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1イタリアGP