マクラーレンF1代表 ランド・ノリスの待望の初勝利で「肩の荷が下りた」
マクラーレンF1のボスであるアンドレア・ステラは、マイアミGPでランド・ノリスが待望を優勝を手にしたことで「肩の荷が下りた 」と認めた。

ランド・ノリスは表彰台の頂点に立つことないF1最多記録(15回)を保持していたが、マイアミでの110戦目でその記録に終止符を打った。

ノリスは演壇の最上段に立つことなくF1で表彰台を獲得した最多記録を保持していたが、マイアミでの110回目の出場でその記録に終止符を打った。

2021年のモンツァではダニエル・リカルドに次ぐ2位だったノリスは、今回の初優勝で2012年以来2度目のマクラーレンの勝利となった。

ステラは、マクラーレンはノリスがレースに勝てる資質を持っていることを疑っておらず、彼に有能なマシンを提供しなければならないというプレッシャーがチームの重荷になっていたと語った。

F1初優勝を飾ったノリスは、そのプレッシャーから解放されるのだろうかという質問に対し、「現実的には肩の荷が下りたようなものだ」と答えた。

「だが、それは僕らの肩にも重くのしかかるものだった。というのも、ランドに勝利のネタを提供すれば、すぐにでも彼は結果を出すだろうと思っていたからだ」

「だから我々は責任を感じていたし、何度もそう言った。ランド次第ではなく、僕たち次第だと感じていた」

マクラーレン ランド・ノリス F1

ステラはノリスがオーバードライブでチャンスを無駄にするシーンに対処し、昨シーズンからの進歩を称賛している。

「しかし、ランドが冬の間に成長し続けたこと、特に予選での改善や、速いマシンがあるときには100%でなくてもいいラップを刻むことに目を向けていたことは称賛に値する」とステラは語った。

「ただそこにいるだけでいい。彼はそうしていると思う」。

ステラはまた、セーフティカーを生かすチャンスが、ノリスの長期戦の認識から生まれたことを挙げ、ドライバーのレース状況への適応力を称賛した。

「そして、彼のレースマネジメントは今では非常に成熟していると言わざるを得ない」とステラは付け加えた。

「1周目を終えて、あまりやることがないとわかると、彼はタイヤをセーブし始めた。いつかは自分のレースが来ると分かっていたからだ」

「前のマシンがピットインしてからのペースは、本当にすごかった」

「予選では速く、時には自分のペースを保ちながら、レースでは自分の力を最大限に発揮するという点で非常に成熟している」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ランド・ノリス / F1マイアミGP